雨の日や雨上がり後の湿ったバンカーが苦手です。フカフカの砂の場合と打ち方は違いますか?同じですか?(28歳 HC18)
同じバンカーで雨の日とそうでない日に、ショットで同じ体積の砂を取ったとしたら、雨水を含んだ砂のほうが抵抗が強いのです。
上から鋭角的に打ち込んだり、ハンドファーストでフェースの歯から入れて砂を多めに取るタイプだと、雨の日は砂の抵抗に負けてボールが飛びにくい。
私がおススメするのは、バウンス角が多めでソールが平らなSWを使い、肩を回して普段よりも入射角を浅めにしておく打ち方です。
これだと、湿った砂でも、砂を取る量が少なくてすみ、ボールの飛ぶ距離に差が出にくいのです。
イメージは‟水切り”です。石の入射角が20度で、石の底面の前側が10度浮いている状態が、一番跳ねることが科学的に証明されています。ヘッドの入射角とバウンス角に参考になる数値だと思います。
![画像: イメージは水切り。入射角を浅めにするのが天候に左右されないバンカーショットのポイントです](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/06/22/b9dd5fab5f235546646903ec95f306680ac604dc_xlarge.jpg)
イメージは水切り。入射角を浅めにするのが天候に左右されないバンカーショットのポイントです
![画像: 浅めの入射角で砂を取る量が少なめなら、飛距離は天候に左右されません](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/06/22/5324d68a51d3968a6a342ce0872bccc5726b60cb_xlarge.jpg)
浅めの入射角で砂を取る量が少なめなら、飛距離は天候に左右されません
バウンス大きめのSWで、肩を回して入射角を浅めする打ち方です。
田中尚之ゴルフQ&A