下りのパットが苦手です。軽く打たなきゃいけないとわかっていても、かなりオーバーしてしまいます。下りのパットで注意すべきポイントがあれば教えてください。(58歳 HC18)
じつは、下りのパットで気をつけるのは、しっかり打つ、ということです。
軽く、あるいはゆっくり打とうとして、フォローが出すぎてしまったり、ボールの上っ面をなでるように打って、綺麗な順回転になって止まらないというケースも多いようです。
ちなみに94年の日本オープンで杉原輝雄さんとご一緒させていただいた時、杉原さんは下りのパットほど勢いよくヘッドをボールにぶつけておられる感じでした。
大き目のテークバックでフォローは小さく止める感じで、若干ボールの下っ面を打たれている感じでした。
すると出球の勢いはよくても、カップを過ぎたところでピタッと止まるのです。
まるでビリヤードの引き玉の感じだったのを、今でも鮮明に覚えています。
田村尚之ゴルフQ&A