今年日本ツアーに本格復帰したY・E・ヤン。中日クラウンズで優勝を遂げたが、その手に
はやさしい大型ヘッドのアイアンがあった。「あの頃のように~」と話し始めてくれた。
画像: 韓国出身の46歳。2002年から日本ツアーに挑戦し、04年には2勝を挙げた。08年米ツアーに参戦し、09年に全 米プロに勝ちアジア人初のメジャーチャンプに。18年日本ツアーに復帰し、中日クラウンズで復活優勝した

韓国出身の46歳。2002年から日本ツアーに挑戦し、04年には2勝を挙げた。08年米ツアーに参戦し、09年に全
米プロに勝ちアジア人初のメジャーチャンプに。18年日本ツアーに復帰し、中日クラウンズで復活優勝した

G400アイアン 無理しなくてもつかまるクラブ

今年のスタート時はピンのi200アイアンを手にしていたが、中日クラウンズからG400アイアンに変更。いきなりの復活優勝につながった。

「昨年、小顔のアイアンを使っていた時はミスの幅も大きくて。けっこう頑張らないとナイスショットが出ないし、少しでもゆるむと曲がる」

「思い切って超やさしいG400にしたら、ラクに上がるし飛距離も出るから、7割くらいのスウィングで十分。今まで無理していたのは何だったんだろう、という感じ」

「米国で戦っていた時のフィーリングがよみがえってきたきています」(ヤン)

G400ハイブリッド ロングアイアンの代わりに使う狙えるUT

「歯が出すぎないので、まっすぐ構えやすく、アイアンのように扱えるのがこのUT」(ヤン)

ヤンの要望に応えた歯が出すぎないヘッド形状が特徴。

G400LSテック 445㏄なのでシャープで構えやすい

ドライバーのスピン量が多く、横風に負けて曲がる感じに悩んでいたというヤン。

「G400LSテックはスピン量を抑えられるという評判を聞いたんです。実際に使ってみると、高さは出るけどスピンが減っているから、棒球のように前に前に進む球が打てる」

「ヘッドも直線的に動くので曲がらない感じ。これでもう一度、頑張ろうって気になってきました」(ヤン)

ロフト10度をカチャカチャ機能で少し立たせて使用。

「これでつかまりが良い感じになっています」

このドライバーが気に入り、FWも、UTも、ピンで揃えるようになっていった。

G400フェアウェイウッド。「ボールが上がりやすく、シャローな顔もいい」

直線的なフェースはドライバーと共通。ドライバーと同じくホーゼル調整でややオープンになっている。また、使用頻度は少ないが、ドライバーの流れを考えて同じモデルに揃えたという。

シャフトも、ドライバーと同じにし、高く打ち出しやすい仕様にしている。

ボーケイウェッジSM4 SM6 小顔で扱いやすい

 アプローチはほとんど2本のボーケイウェッジでこなすというヤン。

「ロフト54度のSM6はランを生かして寄せる場面、ロフト60度のSM4は上げて止める場面と、役割を完全に分けているから迷わない。SM4は古いモデルですが、顔もソールの丸みもすごくいい感じなので、使い続けています」(ヤン)

ちなみにG400のPWはロフト46.5度に合わせたため、間を埋めるためにピンのグライド2.0の52度を1度立てて加えた。

セレクト・ラグーナツアーパター

「ショート&スラントネックがフェースターンでつかまえたい自分の打ち方に合っている。また、トウ側が熱く見えるので、つかまるイメージが出て転がりがいい感じで打てます」

フェースに採用されたGSS(ジャーマンソフトステンレス)がソリッドな打音と打感を演出している

ウェッジは4本で距離の階段を埋めている

画像: ウェッジは4本で距離の階段を埋めている

月刊GD2018年8月号より

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