ジョーダン・スピース(Jordan Spieth)24歳ながらマスターズ、全米オープン、全英オープンを獲り、メジャーグランドスラムに向けて残すは全米プロのみ。
![画像1: 【ジョーダン・スピース】アッパー軌道&左手首シャットでつかまえる! インパクトを可視化するトラックマン世代の飛ばし方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/16/9848088adc5521fceab4a57f1b84009a906b0634_xlarge.jpg)
![画像2: 【ジョーダン・スピース】アッパー軌道&左手首シャットでつかまえる! インパクトを可視化するトラックマン世代の飛ばし方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/16/cc36a1d021febc433b08edc10aae96d1cd692a96_xlarge.jpg)
![画像: トップで右手首がやや山折りの出前持ちに](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/14/ba269aa0a9d4af26c9af292e1f377488ebc96876_xlarge.jpg)
トップで右手首がやや山折りの出前持ちに
![画像: シャフトが立った状態。プレーン上に手元が下りてきている、曲がる要素の少ないダウンスウィング](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/14/78b2cc1fff33becdd8c4b98ca5e035e60adbf38f_xlarge.jpg)
シャフトが立った状態。プレーン上に手元が下りてきている、曲がる要素の少ないダウンスウィング
![画像: 手元はつねに体のそばに。リストは自然に返る](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/14/1bd9de070048fa2195e7c3749cd3074f3dd5b24c_xlarge.jpg)
手元はつねに体のそばに。リストは自然に返る
![画像3: 【ジョーダン・スピース】アッパー軌道&左手首シャットでつかまえる! インパクトを可視化するトラックマン世代の飛ばし方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/16/d61fab297b0d4b4593bf45ed5324cfcf58068477_xlarge.jpg)
今のクラブは、グリップか手首で「つかまえておく」のが正解 【佐藤信人プロ's ポイント】
インパクト解析&弾道測定器トラックマンが主流になったことで、みんなドライビングレンジで数値を見ながら飛距離を追及しています。
それにより「インパクト時のヘッド進入角はアッパー軌道のほうが飛ぶ」ということが常識になりました。
ただし、アッパー軌道ということはフェースが上を向くので、フェースが開く動きになります。それを補正するために、スウィングのどこかでつかまる要素を入れておきたいわけです。
そのつかまえる動きが「フックグリップ」であり「リストシャット」なんです。
スピースは、トップで左手首が内側に曲がり、左手の甲がほぼ空を向いています。これがリストシャット。
アマチュアは左手首が甲側に折れて、トップでフェースが開いている人が圧倒的に多いですよね。ここでフェースが開いていると、強烈にヘッドを返していかないとインパクトでフェースをスクェアに戻すのは難しいんです。
プッシュスライスに悩んでいる人は、スピースのスウィングを参考にするといいかもしれません。
PHOTO/Tadashi Anezaki
解説/佐藤信人プロ
月刊GD2018年2月号より