2019年シーズン、初優勝まで秒読みと期待される若手女子プロのひとり、小祝さくらプロ。彼女のスウィングの魅力をプロコーチの井上透が解説する。

小祝さくら
こいわいさくら。98 年4月生まれ。北海道出身。ステディなショットとプレーが身上。18年は38試合に出場し、ベストテン入り13回(2位が2回、2位タイが2回)と安定した成績で賞金ランクは8位

丁寧に構えて、リズムよく振る。ショット力は安定感抜群

重心を低く保ち、前傾角をキープしたまま、精度重視のスウィングをしているのが小祝プロの長所です。左右方向の動きを抑え、その場でスウィングすることでボールへの入射角度をコントロールしています。

左右にズレないから体の正面でボールをとらえられる

下半身を安定させ、丁寧に構えてリズムよくスウィングし、精度の高いショットを実現する。実力者のシン・ジエプロに通じるゴルフスタイルと言えるでしょう。

上半身の前傾角度が変わらない

画像1: 丁寧に構えて、リズムよく振る。ショット力は安定感抜群
画像: 前傾角度が安定すると、ボールへの入射角度が揃ってショット精度が高まる

前傾角度が安定すると、ボールへの入射角度が揃ってショット精度が高まる

【解説/井上透】
いのうえとおる。プロコーチ。東大ゴルフ部監督。日本におけるプロコーチの草分け的存在。現在、成田美寿々、穴井詩、川岸史果らのコーチを務める。

画像2: 丁寧に構えて、リズムよく振る。ショット力は安定感抜群

週刊GD2019年1月22日号より

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