傾斜地からのショットで距離感が上手く合いません。残り150ヤード、傾斜によって番手選びの基本を教えてください!(38歳 HC25)

距離感のことを問われているので、左足下がりや左足上がりについてでしょうか。よく「傾斜に対して垂直に立て」と言われますが、アマチュアの方にはそれで良いと思います。

そうなると左足下がりではロフトが若干立つので、普段より飛びやすいはずですし、左足上がりではロフトが寝るので普段より飛距離が落ちやすいはずです。

画像: 左足下がりでは、傾斜に垂直に立つと、ロフトが立つので打ち出しが低くなる

左足下がりでは、傾斜に垂直に立つと、ロフトが立つので打ち出しが低くなる

ボールの止まっているライが左足下がりで、やはりグリーンまで打ち下ろしならクラブの番手を思い切って落とす必要があります。

ボールが左足下がりに止まっているのにグリーンまでが打ち上げになった場合は、球筋が低くなりグリーン手前の傾斜にボールが落ちやすくなります。

この場合は、番手を上げてもあまり意味がありません。番手を上げればさらに球が低くなり、打ち上げに対してキャリーが出ないからです。

左足下がりでボールが飛びやすいのは、傾斜に垂直に立ち、なおかつきちんと芯にヒットした場合。左足下がりではそれが難しいのも多くの方が経験済みでしょう。

残り150ヤードならば、できればグリーンに乗せたいでしょうが、ショートしても良いので、しっかりヒットできる確率の高い番手をまずは選択することが大事かと思います。

画像: 傾斜地でのショットは難しい。まずはしっかりヒットできるクラブを優先しましょう

傾斜地でのショットは難しい。まずはしっかりヒットできるクラブを優先しましょう

田村尚之ゴルフQ&A

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