90を切るには、なんといってもドライバーの安定感。ドライバーの調子がおかしくなってスライス病が出始めると、90切りどころか100の声が近づきだす。会社員からインストラクターに転身した、アマチュア心がわかる熊渕善太プロに直してもらおう。(前編)
両足で作る三角形のイメージを変える
飛距離はでるが、大スライスが悩みだというアマチュアゴルファーは多いだろう。スライスを直す方法を熊渕プロに聞いたところ、インパクトの際に両足で作る三角形を直角三角形にすればスライスの原因であるカット軌道を直すことができるという。
熊渕 スライスする人は、インパクトで左腰が引ける人がほとんどです。それを直すには、左足が地面と直角になる直角三角形をイメージをしましょう。これだけでヘッド軌道が一気に変わります。
【スライスの原因】左腰が引けてカット軌道になる
インパクトで左足が伸びるといい
【〇】左足が地面と垂直になることで、ヘッドをインサイドから入れやすくなるため、スライスが防げる
【✖】スライスする人は、左腰が引けてヘッドがアウトサイドイン軌道で動く。インパクトで体の中心と両足を結ぶと、二等辺三角形になる
【ドリル】インパクト直前で右足を後方に引く
左足へ重心移動をしてカット軌道を直し、さらにインパクトでいわゆる左のカベを作ってヘッドを走らせるドリルとして、インパクトの瞬間に右足を後方にズラして振ってみる。フィニッシュで左足一本で立つ感覚がつかめれば、左腰は引けなくなる。
週刊GD2019年4月16日号より
スライスを直して南国のチャンピオンコースへ!
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