2019年は開幕戦こそ予選落ちしたが、その後は好調なプレーを続けている勝みなみ。大幅に変更したというクラブセッティングについて聞いた。
2018年の戦いぶりから自身のウィークポイントを洗い出し、そこを徹底的に強化してきたと話す勝みなみ。それが「ドライバーの正確性アップ」だった。
「昨年と比べて、ドライバー、フェアウェイウッド、アイアン、ウェッジと、ほぼすべてのクラブをチェンジしました」
飛距離との両輪、フェアウェイキープ率を重視して「スリクソンZ785」ドライバー
「オフはとくにドライバーを強化。飛距離ではなく、正確性を上げることを重視しました。というのも昨年のスタッツを見るとフェアウェイキープ率が90位でした。全体のレベルアップが必要ですが、まずはフェアウェイキープ率を上げれば、他の数値も良くなると考えました」
スウィング面では上半身と下半身の連動性を高めるトレーニングに取り組み、ショットの正確性を高めることを常に意識しきた。
クラブに関しては感覚派だけに、クセのないモデルが特徴だ。ドライバーの「スリクソンZ785」はスクェアなフェースラインでターゲットに正対しやすいフォルム。適度なつかまり性能で左右へのミスを抑制する性能が高いモデル。意識するフェアウェイキープ率にぴったりの性能だという。
ドライバーの精度をアップしてまずはプロ2勝目を目指す。
ドライバーからの流れで入れた3Wと5W「スリクソンZ F85」
勝のゴルフを支える1本「スリクソンX H65」。アイアンのようにピンを狙える
切れ味抜群のマッスルバックで勝負、新しい「スリクソンZフォージド」
100ヤード以内の精度強化「クリーブランドRTX4」50、54、58度
柔らかい感触でボールを押す感覚で打てる「オーワークス#1」
UTとパター以外は、12本がニュークラブ
PHOTO/Shinji Osawa
週刊GD2019年4月16日号より