「ピン差しパット」、「ひざの高さからドロップ」と新ルールの調査結果を紹介してきた本企画。今回は「クラブレングスの定義」をピックアップ。クラブレングスの定義がドライバーに限定されたが、この機会にきちんと知っておくことでスロープレーにならず、スムーズにラウンドできるはず。解説は引き続き日本ゴルフ協会 規則統括部長の市村元さん。

今回のテーマ「クラブレングスの定義」

クラブレングスの定義については、パター以外の最も長いクラブ(実質、ドライバー)に統一された。アンケートでは、「ドライバーを取りに行くのに手間が掛かる」という声や、「プレーファストに逆行す るのでは?」などの指摘もあったが、実際の反響はどうだろう?

画像1: 今回のテーマ「クラブレングスの定義」

「救済エリアを決めるクラブレングスは、パター以外の最も長いクラブに定められています。ですから、それより短いクラブで計測し て、その長さの外に出てしまった場合は、最長クラブで確かめる必要があるでしょう。ですが、持っ ているクラブで計測しても罰はありません。重要なのは、ドロップした球が正しいエリアに落ちたか どうかなのです」と市村氏。

画像2: 今回のテーマ「クラブレングスの定義」

【みんなの悩み】ドライバーを取りにいくと時間がかかる
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必ずしも取りに行く必要はない
市村氏は「状況によって計測するクラブが変わるのはフェアではありません。ですから長さを統一したわけです。取りに行けばスロープレーの可能性もありますが、持っているクラブで計測しても問題はありません。最長クラブのエリアにドロップできればいいのです」

ということは、心配な人は常にドライバーを持つ習慣が必要かも。「グリーン周りにミニバッグを持って行くとき、 必ずドライバーも入れます」というベテラン競技ゴルファーの意見も。

画像: ドライバーも持っていく習慣をつければ安心

ドライバーも持っていく習慣をつければ安心

週刊GD2019年4月16日号より

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