パー3のティショットで、水谷のボールはグリーン手前のバンカーへ。前のホールで、バンカーから3回も打ってしまったため、すっかり自信をなくしていた水谷は、アゴが近いこともあってアンプレヤブルを選択。ところがそのドロップ位置に対して、板倉が物言い―。
今日はなんだかバンカーにつかまることが多い水谷…
さっきはバンカー脱出に3打もかかったし、今回もライが悪い
そうだ、救済受ければいいんだ!
しかし、板倉からすかさず物言いが…
バンカー内でアンプレヤブルを宣言した場合……
A. 1打罰でバンカーの外(後方)から打つことができる
残念、不正解。新ルールでは追加の選択肢として、バンカーの外側で、後方線上の救済を受けることができるようになった。通常の救済は1打罰だが、バンカーの外に出す場合は2打罰となる(規則19・3b)
B. 2打罰でバンカーの外(後方)から打つことができる
正解です! 旧ルールではバンカー内の球をアンプレヤブルとした場合、前打位置から打ち直す以外には、バンカーの外にドロップすることができなかった。しかし新ルールでは追加の選択肢として、バンカーの外側で、後方線上の救済を受けることができるようになった。通常の救済は1打罰だが、バンカーの外に出す場合は2打罰となる(規則19・3b)
C. 1打罰で同じバンカー内にドロップしなければならない
残念、不正解。新ルールでは追加の選択肢として、バンカーの外側で、後方線上の救済を受けることができるようになった。通常の救済は1打罰だが、バンカーの外に出す場合は2打罰となる(規則19・3b)
A. 1打罰でバンカーの外(後方)から打つことができる
B. 2打罰でバンカーの外(後方)から打つことができる
C. 1打罰で同じバンカー内にドロップしなければならない
覚えておこう! ルールの新用語「完全な救済のニアレストポイント」
異常なコース状態や目的外のグリーンに球がある場合などに、罰なしの救済を受けるための基点のこと。球の元の箇所にもっとも近く、ホールに近づかないコースエリア内で、ストロークに対してその障害がなくなる地点を指す。元からある概念だが、新ルールで新たに「定義」の項目に追加された。
週刊GD2019年4月23日号より
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