ある米国ゴルフサイトが行ったゴルフブランドのイメージ調査で、日本のメーカー「ミズノゴルフ」の評判が意外なほどの高評価を得た。

月に60万人が閲覧するウェブサイトが、約9000人にアンケート調査を実施、さまざまな項目についてギアメーカーのブランド評価を行ったところ、日本の「ミズノ」がとくにいいイメージを持たれていることがわかった。

調査では、「性能」「品質(クオリティ)」「革新性」「生産技術」「謙虚さ」など9項目のポジティブ印象に関する質問と、「過大評価」「誇大広告」「不誠実さ」「模倣性」「製品の粗悪」などのネガティブ印象についての評価9項目、計18項目の質問をしている。

トータルで好印象を持つブランドでは、ピン(22.43%)、キャロウェイ(15.581%)、タイトリスト(14.99%)についでミズノが14.52%で4位に入った。

画像: ブルックス・ケプカはミズノのアイアン(JPX900ツアー)を使用

ブルックス・ケプカはミズノのアイアン(JPX900ツアー)を使用

米ゴルファーの評価では、テーラーメイド(8.72%)やPXG(6.2%)を上回っていることになる。ちなみにスリクソンは3.26%、ブリヂストンは1.66%で、知名度自体がまだまだといった印象。

ミズノの場合、なかでも「品質」と「ブランドの謙虚さ」の項目で、全メーカー中トップ評価。逆にトータルな悪評は、 ミズノは11ブランド中もっとも少ない1.04%。ブランド自体の“好き嫌い"は分かれるが、ミズノは全体的に好印象なうえ、悪い印象を持つ「アンチ派」がほとんどいないということになる。

画像: かつての世界ランキング1位のルーク・ドナルドはミズノ契約

かつての世界ランキング1位のルーク・ドナルドはミズノ契約

もっとも、よく知られたブランドについてはその評価も厳しくなるし、ブランドイメージということで、ゴルフボールやバッグの格好良さなども含まれるので、この評価が即、クラブの良し悪しにつながるというわけではない。

画像: 活動範囲はまだ国内だが、注目の若手の原英莉花はミズノの契約プロのひとり

活動範囲はまだ国内だが、注目の若手の原英莉花はミズノの契約プロのひとり

この調査に答えたプレーヤーの大半がハンディキャップ6~15のゴルファーで、ここでの評価が誰にでも当てはまるというわけではないが……。とはいえ、これだけの好イメージ。欧米での販売にさらに力を入れても良さそうな結果だが、さて……?

画像: Mizuno Pro MODEL-E ドライバー

Mizuno Pro MODEL-E ドライバー

週刊GD2019年4月16日号より

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