
【チェ・ホソン】20歳の時に事故で右手親指の一部を切断。25歳でゴルフを始め、翌年にセミプロテストに合格。2001年、韓国下部ツアーで賞金王に。2013年インドネシアPGA優勝。2018年カシオワールドオープン優勝
ティアップ高めにして300Y。テーラーメイド「M4」
「指の爪でフェースの芯をピンと弾いて音を聞くと、反発性能がわかるんです」と語るチェ・ホソン。クラブ選びの基準もユニークだ。

「ロフト9.5度から10.5度に換えてやさしくなった。安心して振れるから飛ぶ」(ホソン)
ホソン この「M4」は飛ぶし、曲がらない。少しティアップを高めにして、アッパーでとらえると300㍎は飛ぶ。最初、ロフト9.5度を使ったんだけど、やさしい10.5度に換えたら、これがバッチリ。安心感があって振り切れます。
ティペグの跡が下部にクッキリのフェース面

ボールの打痕はフェースセンター上部。余計なスピンを減らして、ビッグキャリーを生み出している
「M6」も指ピンでテスト中

「爪で弾くと、反発性能が高いのは音が違うんです」(ホソン)
抜けのいいソールで決めた「グローレF2」アイアン
アイアンは、テーラーメイドとピンの最新モデルを行ったり来たり。最近は「グローレF2」がエースになっているようだ。

使い始めて3年目。その間、ピンのアイアンを使ったこともあるが、このモデルに戻っている。つかまりがよく飛んで止まる高弾道が打てる
ホソン どんなライでも気持ちよく振り抜けるソールが大事。飛距離性能も大事だけど、飛びすぎても思うようにコントロールができない。ピンのPWは150㍎も飛んだけど、ちょっとね(笑)。
グリップのバックラインを重心アングルに合わせる
クラブ調整のこだわりはグリップ。全番手、バックラインを重心アングルに合わせてズラすことで、打球のコントロールが利き、振り切っても曲がらなくなるという。
ホソン 昔、調子が良かった時にやっていて、最近思い出したんだ。この調整に戻して、また調子が上がったよ。
トーナメントごとに何度も挿し替えるため、日本ツアーでのグリップ消費量はナンバーワンらしい。

7番アイアンでキャリー175ヤード。反発性能の高いクロムモリブデン銅の鍛造フェースを採用。軟鉄ボディで打感はマイルド(写真上)。「グリップのバックラインをクラブの重心アングルに揃えると振りやすい」(ホソン)
距離が出てコントロールもできる「エピックフラッシュ」3W・5W
日本未発売の最新モデル。ホーゼルには調整機能も搭載している。

飛距離と操作性の両立で選んだ2本
ホソン 3番はよく上がるし、5番はピンを狙える感覚がある。また、フェース中央に円のデザインがあることで、構えやすさがとてもある。

「APEXハイブリッド」20・23度
ユーティリティもキャロウェイを選択。高初速を生む「ジェイルブレイクテクノロジー」を搭載している「APEX」。シャープな小ぶりヘッドが特徴。

「ボーケイデザインツアープロト」の2本は、ロフト7度違い、長さも違う
ウェッジのロフトは51度と58度。実に7度の開きがあるうえに、クラブレングスも0.5㌅違うというのは、プロでも珍しい。
ホソン 51度は100㍎以下で70㍎くらいまでをカバー。58度はそれ以下の距離とグリーン周りがメイン。バンカーでも使いやすいソール形状だし、大体アプローチはこれ1本でこなします。

58度のソールはKグラインド

ボーケイを長年愛用
アイアンの長さのピッチも、通常は0.5㌅刻みだが、虎さんのは8分の5㌅。3㍉ほどピッチが広い感じで、より番手間の差がつきやすくなっている。
パターは「オーワークス ジェイルバードミニ」の特製ホワイトホットフェース仕上げ
特注でサイトラインを追加したもらい、狙えるイメージがアップ。市販モデルのインサートは「マイクロヒンジ」だが、打感も打音も好みのタイプに変更。

ヘッド後方にも線を入れてもらった

インサートはホワイトホット
「自分の感覚に見合ったモノだけを使います」

月刊GD2019年5月号より

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