今季、シニアツアーデビュー戦となった「金秀シニア沖縄オープン」でいきなり優勝を飾った手嶋多一。最新のクラブセッティングを覗いてみた。
シニアデビュー戦でいきなり優勝。「アイアンはミズノプロ」
金秀シニア沖縄オープンでは、ドライバーとアイアンを一新した新セッティングで臨んでいた。
「アイアンは、プロトタイプのマッスルバックに替えました。顔は小ぶりで、重心距離が短いのが特徴です。自分のような、タメを作って、フェースの開閉を使いながら打つタイプには、重心距離が短いヘッドのほうが、球の高低や曲げて打つなどの操作がしやすい。見た感じはすごく難しそうに見えますが、実際はすごくやさしく打てるんですよ」(手嶋)
逆に、ドライバーは昨年までの「MP-TYPE1」から、大きめのヘッドでやさしい性能の「ミズノプロ モデルE」に変更した。
「ドライバーは昨年までは430ccくらいのヘッドを使っていましたが、今回のは450ccで、構えたときのヘッドの見え方がかなり大きく感じます。ドライバー以外のクラブが全部小ぶりなので、セッティングの流れ的には難しいかなと思ったんですが、意外と普通に打てました。決め手となったのは構えたときの安心感。球が上がるときはドローンと飛んで滞空時間が長く、理想的な弾道で平均5ヤードくらい伸びています」
新たに投入した2つの武器を手に、レギュラーツアーでは2017年に失った賞金シード権の再奪取を目指す。
4Wはなんと23年もの
やさしく打てるUT「ミズノプロ」を新たに投入
ルークを手本にミズノプロS18」の54・60度にチェンジ
「操作性」重視から「打ちやすさ」重視へ
アイアンとドライバーを一新!
PHOTO/Masaaki Nishimoto
週刊GD2019年5月21日号より
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