ただ今、ハンディ5の壁にぶち当たっております。田村プロはアマチュア時代のハンディが+5.6だったと思いますが、とんとん拍子でそこまでいかれたのでしょうか? 私のように壁はありましたか? (49歳 HC6)

【回答/田村尚之プロ】
トップアマから49歳でプロ転向した異色のゴルファー。倉本昌弘から背中を押されてプロになったのは2013年。50歳を迎えてからはシニアツアーを主戦場として活躍中

アマ時代、最後のハンディは+5.6

アマチュア最後のアンディは+5.6でしたねえ。JGAハンディが採用されるようになり、コースレートが74以上の日本アマの予選ラウンドで69や68を出すと、どうしてもそういうハンディになりやすいようでした。当時はだいたいアンダーパーで回っていたと思います。でもそうでないと、学生と勝負にならなかったですから。

以前は、いいスコアも出るが80近く叩くことも少なくなかったと記憶しています。私の上達過程を感覚的に言うと、まず大叩きすることが少なくなり、次に大きなアンダーがでるようになり、最後は叩くにしても73か74では抑えられるようになった、という感じです。

ただ上達は徐々にではなかったですねえ。やってもやっても上手くいかないんだけど、それでも続けるしかないから続けていたら、ある時突然上手くなった、という感じです。

画像: アマ時代、最後のハンディは+5.6

迷ったら帰れる「自分の家」がある人が勝つ

それを長い年月のなかで繰り返しているうちに、そういうハンディになっていきました。

もし上手くいかないときに、ほかのことをやっていたら上手くなっていたかどうか…。

私は結局は帰る家、迷ったら戻る「自分の基本」がある人の勝ちだと思いますねえ。

画像: 迷ったら帰れる「自分の家」がある人が勝つ

田村尚之ゴルフQ&A

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