![画像: 【解説】宮里優作プロ 20177年4勝を挙げて初の賞金王。昨年からは欧州ツアーに参戦して見事シード権獲得](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/08/8a90c99b88204db1f2bace6ba39eb1b2ae4c1af3_xlarge.jpg)
【解説】宮里優作プロ
20177年4勝を挙げて初の賞金王。昨年からは欧州ツアーに参戦して見事シード権獲得
左右のわき腹を締めて回すのがいい
── インパクトで手元は浮かせたくない。それには何が必要ですか。
宮里 自分も、調子が悪くなると手が浮いてくるので、それを抑えるために、右わき腹を締めるような意識を持って振っています。
![画像: ダウンスウィングで右わき腹を縮めようとすれば、自然に腰が回転し、上体の前傾角度も保てる。わき腹が伸びると、体全体が伸び上がる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/09/fc7646ecbb827f755ab27dc5625f62f7eb3ce5ed_xlarge.jpg)
ダウンスウィングで右わき腹を縮めようとすれば、自然に腰が回転し、上体の前傾角度も保てる。わき腹が伸びると、体全体が伸び上がる
── ダウンスウィングで右わき腹を締めよう(縮めよう)とすると、必然的に腰を早いタイミングで切らなくてはならず、手の通り道も確保されるという仕組みですか。
宮里 ただし、右わき腹を締めることで、右肩が下がって、左肩が上がってしまうのはダメで。肩は、背中の軸に対して直角に回したい。だから、右わき腹を締めて下ろしつつ、インパクト後にクラブが抜ける時は、左わき腹もゆるめないように意識することが大事です。
── 腰は回すが、上体はバラバラではなく、腰の上で一緒に回るイメージを持つとよさそう。
![画像: どちらか片方のわき腹を「締めすぎる」と、上体が過度に傾いて、バランスが崩れる。両足の幅の中で、腰と上体を一緒に回し、肩を入れ替える](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/09/dd3482aa2fb97e910ddd9c1eafea618b626c2248_xlarge.jpg)
どちらか片方のわき腹を「締めすぎる」と、上体が過度に傾いて、バランスが崩れる。両足の幅の中で、腰と上体を一緒に回し、肩を入れ替える
【切り返しのイメージ】手の力を抜いて勝手にたまる状態を作る
ダウンスウィングで腰を切ると、腕が脱力さえしていれば、手は何もしなくてもタメを作って下ろせる。それを体感してほしいと優作プロ。
![画像1: 左右のわき腹を締めて回すのがいい](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/09/bff4cfff50c81b9f45627e9145d2fa837b178150_xlarge.jpg)
【インパクトのイメージ】右サイドの粘りでボールを最後まで押す
腰を切ったスペースに手を下ろしたら、手がそのまま右腰の回転についていくイメージで、ボールを長く押し込んでいく。これが7Iで150ヤードを実現させる。
![画像2: 左右のわき腹を締めて回すのがいい](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/09/17711f47923751b69b984da1e73f007abeba807f_xlarge.jpg)
【注意】 腕の力を抜いておくのは大前提
腕が脱力していれば、体の回転に、わき腹を締める動作を加えることで、クラブはプレーン上に下りやすくなる。
![画像3: 左右のわき腹を締めて回すのがいい](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/09/3f1b2e04a201446880cfec24b21a8041df408d0b_xlarge.jpg)
【宮里優作の5Iフルショット】頭の位置はインパクトまで変わらないか、むしろ下がる
スウィング中の頭の高さに注目すると、テークバックでは頭を下げて、クラブの遠心力に対抗しているのがわかる。
![画像1: 【アイアン】宮里優作の直伝レッスン②。前傾姿勢と手元を浮かさないために!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/09/a8b2d7588d273699fe00f60a455abf65f63c835c_xlarge.jpg)
![画像: クラブが上方向に動くので前傾を強めてそれに耐える](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/09/1954daf845e625ad2447627e61b61e2c17f7b390_xlarge.jpg)
クラブが上方向に動くので前傾を強めてそれに耐える
![画像: 右わき腹を縮めて前傾を保つ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/09/b47a9b6955679d63f306d5e4c685a95f87ebb2b4_xlarge.jpg)
右わき腹を縮めて前傾を保つ
![画像: 左わきも締めつつクラブを左に振る](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/09/8bfba49192690da19d39915ce50597b6230d95be_xlarge.jpg)
左わきも締めつつクラブを左に振る
![画像2: 【アイアン】宮里優作の直伝レッスン②。前傾姿勢と手元を浮かさないために!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/09/a4cc1281dedd74dd56519d1f26d5255d8a77f9c3_xlarge.jpg)
月刊GD2019年6月号より