VOKEY FORGED(Titleist)
VOKEY FORGED(Titleist)
◎ロフト角/48・50・52・54・56・58・60度
◎ヘッドはツアークローム仕上げとブラックPVDの2種類
◎シャフト/N.S.PRO 950GH、Titleist Diamana VF(カスタム対応のみ)
◎価格/N.S.PRO:2万7500円(税別)
Titleist Diamana:2万9500円(税別)
海外ツアーで活躍するプロのウェッジは、主戦場であるアメリカの芝やバンカーなど、ゴルフ場のコンディションに合わせてデザインされている。形状もプレーヤーの好みが反映されている。タイトリストのボーケイウェッジでいえば「SM7」がそれにあたる。
日本のゴルファー、とくにアマチュアのスコアをよくするためには、日本のゴルフ場の芝と地面に合ったウェッジが必要だ。その思いに駆られ、ウェッジのマスタークラフトマンであるボブ・ボーケイが作り上げたのが、今回で5代目になる「ボーケイフォージド」である。
【VOKEY FORGEDの特徴①】重心を打点に近づけるCo-Forged
【VOKEY FORGEDの特徴②】日本の芝に合うプレウォーン リーディングエッジ
【VOKEY FORGEDの特徴③】構えやすいヘッドデザイン
「プレーされるゴルフ場が変われば、環境に応じて最適なウェッジが変わる。多くのソール形状が存在する『SM7』は、アプローチの技の引き出しの多いプレーヤーであれば、最適なものを見つけやすいモデルです。『フォージド』はピッチ&ランのような1パターンのアプローチをするうえで、絶対にミスしないという安心感を生んでくれます。万が一ミスした場合でも、グリーンに乗ってくれるというパフォーマンスを極めたのがこのウェッジなのです」(アクシネットジャパン ウェッジ担当・黒野氏)
「グースのある顔とつかまりの良さが魅力」by高橋プロ
今年から「ボーケイフォージド」でツアーを戦う高橋賢プロに使い心地を聞いてみた。「少し大きめに感じる、グースのある顔が気に入りました。そして悪いライでも刃が刺さりにくく、球を拾いやすい。それと出っ刃のウェッジだとボールが上に行きやすいのですが、上よりも前に行ってくれるので、距離感が合わせやすいのがいいです」(高橋プロ)
【インプレッション①】シンプルに打てる、寄る!
【インプレッション②】フェースの上に当たっても強い球
【インプレッション③】グース具合が絶妙
ボーケイフォージドのソール形状は3種類
ソール形状は「K」・「M」・「S」の3タイプ。
「K」はソール幅の広いワイドソール形状。フェースを開かなくてもバウンスの効果を出しやすく、やさしい。
「M」はフェースを開きやすく、いろんな球が打ちやすい。スクェアに構えて打っても芯に当たりやすく距離感が合う。
「S」はフェースを開きたい人向け。スクェアに構えると適度なバウンス。フェースを開くほどバウンスが増えて色々な状況で使いやすい。
シーズン真っ盛りの男子ツアー、高橋プロと「ボーケイフォージド」の活躍に注目だ。
週刊GD2019年5月21日号より
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