5月19日の「ほけんの窓口レディース」で今季初勝利、ツアー通算4勝目を飾ったイ・ミニョン。今季はこれで、出場9試合で6度のトップ10入りと抜群の安定感を発揮している。彼女の実力を裏付けるクラブセッティングをみていこう。
画像: イ・ミニョン/1992年生まれ韓国出身。17年の「ヤマハレディ―スオープン葛城」でツアー初優勝以降、毎年勝利を飾る。今季も「ほけんの窓口レディース」で優勝し、生涯獲得賞金は2億円を突破

イ・ミニョン/1992年生まれ韓国出身。17年の「ヤマハレディ―スオープン葛城」でツアー初優勝以降、毎年勝利を飾る。今季も「ほけんの窓口レディース」で優勝し、生涯獲得賞金は2億円を突破

打感の柔らかなミズノのアイアンにスイッチ「JPX919ツアー」

好調の原動力はショットの正確性だ。契約フリーとなった今季から、新たにミズノの「JPX919ツアーアイアン」を投入している。

「打感が“モチモチ”でフィーリングがすごくいいです。昔から柔らかい打感が好きで、ミズノのアイアンは小学校のころに使っていたんですが、いい印象の記憶が残っていました。韓国の友人のプロから薦められて、また今年から使うことを決めたんです」

女子プロのなかでは珍しく4Iから入れていることからも、彼女がアイアンを得意としていることがわかる。「モチモチ」とは彼女特有の表現だが、フェース面にボールが乗る感覚がほかのアイアンとは別格だと話す。

アイアン以外に変わったのはドライバーだが、シャフトは替えずヘッドだけを新しくした。ショットのフィーリングには「これがベストです」と自身も手応えを口にしているだけに、中盤戦の中心選手になることは間違いない。

ドライバーは「M5」。重心‟やや深め”セッティング

画像: ドライバーは「M5」。重心‟やや深め”セッティング

中弾道でグリーンが狙える「M2ツアー」。13.5度の3Wは220ヤード

画像: 13.5度と18度

13.5度と18度

コースによってはアイアン型UT「テーラーメイドRSi」

画像: UT全盛の女子プロ界では珍しく、アイアン型UTを入れることも。男子のような前への推進力が強い弾道で距離も稼げて、ピンポイントで狙う技術もある

UT全盛の女子プロ界では珍しく、アイアン型UTを入れることも。男子のような前への推進力が強い弾道で距離も稼げて、ピンポイントで狙う技術もある

100ヤード以内は「ボーケイSM7」48・52・58度

画像: ウェッジは3本体制。100ヤード以内を重視しているだけに、アイアンと同じくフィーリングを重視

ウェッジは3本体制。100ヤード以内を重視しているだけに、アイアンと同じくフィーリングを重視

画像: 58度の見た目。バンカーでも使うため打痕がセンターからトウに入る

58度の見た目。バンカーでも使うため打痕がセンターからトウに入る

手に打感がしっかりと伝わる「スコッティキャメロン ニューポート2」

画像: ピンタイプを使用する理由は打感。手にしっかりと残り、感触は柔らかすぎず、硬すぎないことが理想

ピンタイプを使用する理由は打感。手にしっかりと残り、感触は柔らかすぎず、硬すぎないことが理想

アイアンタイプは3UTから。男子プロ的セッティング

画像1: アイアンタイプは3UTから。男子プロ的セッティング
画像2: アイアンタイプは3UTから。男子プロ的セッティング

PHOTO/Shinji Osawa

週刊GD2019年6月11日号より

This article is a sponsored article by
''.