2018年は話ーストの賞金ランキング44位にまで後退し、今季は巻き返しを期す小田孔明。雪辱を晴らすべく、組み上げた最新のセッティングのシャフトにも注目してみよう。
画像: おだこうめい/1978年生まれ福岡県出身。ツアー通算8勝、2014年には賞金王も獲得した実力者。14年「ブリヂストンオープン」以来となる5年ぶりの優勝を目指す

おだこうめい/1978年生まれ福岡県出身。ツアー通算8勝、2014年には賞金王も獲得した実力者。14年「ブリヂストンオープン」以来となる5年ぶりの優勝を目指す

セッティング一新で復活に“光明”

画像: ドライバーはオーソドックスなヘッドが好み

ドライバーはオーソドックスなヘッドが好み

ディープフェースの「TW747-460」ドライバー

画像: 「去年よりも強い球が出るし、アゲンストでも球が飛んでくれる」と飛距離も伸びた

「去年よりも強い球が出るし、アゲンストでも球が飛んでくれる」と飛距離も伸びた

画像: 本間ゴルフの「VIZARAD-FP」シャフトは、複数のPROTOTYPE【P】を融合(FUSION)【F】してつくられた。中央部からグリップ下部分にしなりが強い中軟粘り系

本間ゴルフの「VIZARAD-FP」シャフトは、複数のPROTOTYPE【P】を融合(FUSION)【F】してつくられた。中央部からグリップ下部分にしなりが強い中軟粘り系

「今年からドライバーをホンマTW747のジャスティン・ローズと同じモデルにしたのですが、風に強く、アゲンストでも球が飛んでくれる。自分は強めのフェードが出るクラブが好き。球がつかまりすぎるクラブは好きではないのですが、これは最初に打ったときから左にいかない感じがしたので、すぐに気に入りました。飛距離も280ヤードぐらい出て、去年と比べると平均で10ヤードぐらい伸びていると思います」

「TW737Vs」アイアンにカーボンシャフトを入れた

さらに4~9番までのアイアンには、昨年までのスチールから新たにカーボンシャフトを装着。可能な限り体に負担をかけずに、飛ばせる工夫も施した。

画像: 9Iまでをカーボンシャフトに変更。「スチールと同じ長さでも、振ったときの違和感がなく、高さが出せるのがいい」

9Iまでをカーボンシャフトに変更。「スチールと同じ長さでも、振ったときの違和感がなく、高さが出せるのがいい」

「カーボンは使う前までは『ボヨーンとした球になる』とか『飛びすぎる』という不安が正直ありましたが、使ってみたらすごく良かった。球が上げやすく、コントロールもできるので今では『簡単に思い通りの弾道になる』といいイメージを持つようになりました」

画像: カーボンと金属の複合シャフトである「VIZARAD-IB」は、フルショットでは球が上がりやすく、抑えて打った際のコントロール性能も高い

カーボンと金属の複合シャフトである「VIZARAD-IB」は、フルショットでは球が上がりやすく、抑えて打った際のコントロール性能も高い

ドライバーで飛距離を稼ぎ、アイアンでは、ピンにピタリと寄せる。そんな本来のゴルフを完全に取り戻すことができれば、2014年以来となる久々の勝利も夢ではない。

3Wは伊澤利光から譲り受けたタイトリスト「TS2」

画像: 3Wのタイトリスト「TS2」は「伊澤さんからもらった」もので、シャフトをチップカットして使用。「ドライバー並みに飛ぶ」と狭いコースで重宝。5Wは「ローグ サブゼロ」

3Wのタイトリスト「TS2」は「伊澤さんからもらった」もので、シャフトをチップカットして使用。「ドライバー並みに飛ぶ」と狭いコースで重宝。5Wは「ローグ サブゼロ」

画像: TS2には「ツアーAD VR-7」。走り過ぎず、癖のないしなりは、プロからの評価も高い

TS2には「ツアーAD VR-7」。走り過ぎず、癖のないしなりは、プロからの評価も高い

画像: ローグには、安定感と振りやすさを両立した「SPEEDER757 EVOLUTION Ⅴ」

ローグには、安定感と振りやすさを両立した「SPEEDER757 EVOLUTION Ⅴ」

短い番手は“スチール”を継続

画像: 「短い番手はコントロールしていきたいので、スチールのほうがしっくりきます」

「短い番手はコントロールしていきたいので、スチールのほうがしっくりきます」

画像: 10番以降にはスチールシャフトを採用。

10番以降にはスチールシャフトを採用。

グリーン周りは不動の2本体制 52 58度

画像: ホンマTW-W(52度)とフォーティン RM-22(58度)は昨年と変わらず。この2本への信頼の高さを物語っている

ホンマTW-W(52度)とフォーティン RM-22(58度)は昨年と変わらず。この2本への信頼の高さを物語っている

画像: ウェッジのDGツアーイシュー」は男子プロに愛用者が多いシャフト

ウェッジのDGツアーイシュー」は男子プロに愛用者が多いシャフト

パターは数本を使い分ける

画像: 複数本使うがオデッセイトゥーロンパター サンフランシスコは「何か思うことがあるとき」とパッティングの感覚を高めたいときに使用

複数本使うがオデッセイトゥーロンパター サンフランシスコは「何か思うことがあるとき」とパッティングの感覚を高めたいときに使用

ウェッジ以外はすべてカーボンシャフトのX

画像1: ウェッジ以外はすべてカーボンシャフトのX
画像2: ウェッジ以外はすべてカーボンシャフトのX

PHOTO/Masaaki Nishimoto

週刊GD2019年6月25日号より

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