![画像: 【左】マシュー・ウルフ 【右】ジョージ・ガンクス(ウルフ選手のコーチ)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/06/20/4b99ca594f7fc8fa510547a4d3a6b897649497b2_xlarge.jpg)
【左】マシュー・ウルフ
【右】ジョージ・ガンクス(ウルフ選手のコーチ)
体の開きを恐れず最速で尻を回していく
ウルフ ダウンスウィングに入ったら、腰、胸、肩、を全部まとめてオープンにするんだ。最初に左腰を回すのは、そのイメージづくり、リハーサルだね。
一般的に体が「開く」のはよくないとされているが、師匠のジョージ・ガンクスは…
ガンクス 体を回せば、開くのは当然。とくに左のお尻を(切り返しで)早く回してあげないと、手の通り道がなくなる。体を回すことでクラブが引っ張られて正しい角度で下りるんです。
![画像: 土踏まずに体重をかけ股関節の入った状態でアドレス](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/06/20/67af75719254ab231e108b11b2a6827059775f6e_xlarge.jpg)
土踏まずに体重をかけ股関節の入った状態でアドレス
![画像: 一度左尻を出してリハーサル](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/06/20/5f6ff741b3106c585911e2929c78a0552ca98002_xlarge.jpg)
一度左尻を出してリハーサル
![画像: アドレスの形に戻る](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/06/20/2edc5e900aeed6348af38b4f847783f2ec8aab11_xlarge.jpg)
アドレスの形に戻る
![画像: ヘッドは外に上げシャットフェース](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/06/20/22d9c1c5e74610eecc867383d6ecb9bed7054aca_xlarge.jpg)
ヘッドは外に上げシャットフェース
![画像: クラブ軌道がアップライトなほど、ダウンスウィングで重力加速を利用しやすくなる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/06/20/7648507ff1f4cc7f98a999640a28a0c9d6559f93_xlarge.jpg)
クラブ軌道がアップライトなほど、ダウンスウィングで重力加速を利用しやすくなる
![画像: シャフトクロスでヒールアップが特徴](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/06/20/13b1d69907f710845e60cd6629789b241500538e_xlarge.jpg)
シャフトクロスでヒールアップが特徴
![画像: 沈み込んで体を回すと、一瞬で、クラブのポジションがプレーン上に戻る](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/06/20/c25e6640ef7b01de860fc49cd9d714c3e41c4c3c_xlarge.jpg)
沈み込んで体を回すと、一瞬で、クラブのポジションがプレーン上に戻る
![画像: ダウンスウィングでは腰は目標を向く手元は体のそば](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/06/20/de26655c9861ed5befbac540b4a6f00a24cf77e8_xlarge.jpg)
ダウンスウィングでは腰は目標を向く手元は体のそば
![画像: インパクトでは反力を受けつつ回転が進む](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/06/20/a8e6e97829115488acab5a71f88537554c6735bf_xlarge.jpg)
インパクトでは反力を受けつつ回転が進む
![画像: 沈み込んだ分、地面からの反力をうけて左足が伸び、それがさらに腰の回転を加速する](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/06/20/c3da5e5471eb7912bd2cfebedf8f37bab430cde3_xlarge.jpg)
沈み込んだ分、地面からの反力をうけて左足が伸び、それがさらに腰の回転を加速する
ウルフのヒップターン打法を解説
【ポイント①】お尻が先行することでクラブがいい位置に入る
ガンクス 切り返し以降は、腕を能動的に動かさない。体を回転させることで、腕とクラブが体に巻き付く形になり、シャフトがプレーン上に勝手に下りてきます。
![画像1: ウルフのヒップターン打法を解説](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/06/20/74ebc48937901fa1fda2dfd648fcc524b9f187ec_xlarge.jpg)
【ポイント②】胸も腰も一緒に開くイメージ
ガンクス 体を止めて、腕を振るのはNG。体が開くことは気にせず、腰、胸、肩を一気に回すことで、ヘッドスピードを上げるのです。
![画像2: ウルフのヒップターン打法を解説](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/06/20/0f835b87c3106d336058de377756feb3d9d9e577_xlarge.jpg)
![画像: 「体を止めてクラブを振るといった指導はしません」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/06/20/faf846a7241f944d34758df323f25ae612823a40_xlarge.jpg)
「体を止めてクラブを振るといった指導はしません」
【ポイント③】お尻が先行しないとクラブの入るスペースがない
ガンクス 左尻のターンを最重要視するのは、その部分が回らないと、上体も回転せず、それによってクラブの通り道を狭めてしまい詰まるからです。
![画像: 左のお尻をしっかり回す](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/06/20/58c5612ee94d605ea5cc57f1ca09c9f73366a215_xlarge.jpg)
左のお尻をしっかり回す
月刊GD2019年7月号より