笠りつ子
1987年熊本県生まれ。2011年ニトリレディスで初優勝後、ツアー通算5勝。今季は賞金シード復帰と3年ぶりの優勝を目指す。
クラブ契約フリーの今、ドライバーは「エピック フラッシュ サブゼロ」
「ショット力を上げることが課題です」と話す彼女だが、シーズン中盤戦に入るとともに、かつての切れのあるショットが甦ってきている。
「契約フリーになり、オフはシャフトも含めていろいろと試しました。新しいドライバーの『エピックフラッシュ サブゼロ』は、構えたときの感覚、見た目重視で決めました。まだクラブはいろいろ試しながらですが、いい感じの手応えはあります」

ドライバーはキャロウェイの「エピックフラッシュ サブゼロ」。飛距離がアップし、今や欠かせない1本だ。

低スピンの強弾道で落ちてからのランも期待できる。構えたときの顔のよさで投入を決めた


もともと、感覚を重視するタイプの笠。「いろいろと試せる楽しさと、大変さの両方を感じています」と、良くも悪くも契約に縛られることがなくなり、クラブ選びに対する新たな気持ちも芽生えているようだ。
昨年までクラブ契約を結んでいた本間ゴルフから、ウッドを一新した。
3Wと5Wは「プロギアTUNE02」。打感と操作性が抜群

3Wと5Wは「プロギアTUNE 02」
見た目や打感などがマッチし、即座に使用を決意した「プロギアTUNE02」のフェアウェイウッド。距離をしっかりコントロールできるのも気に入っている点だという。
「限られたゴルフ人生、いろんなクラブを試したい。新しいチャレンジをしたいと思っています」と、現在も“自分に合うクラブ探し”は続いている。
6月16日現在、暫定リランキング5位とまずは、後半戦出場権もほぼ確実にした。完全復活へ「と
にかく結果にこだわっていきたい。なんとか1つ勝ちたい」と3年ぶりの優勝を見据えている。
コースによって7Wの代わりに4UTを入れる「プロギアRS」

FW同様にUTもプロギアに変更して「RS」に。5UTは随時バッグに入り4UTはコースとの兼ね合いで投入。7Wと併用している
アイアンは使い慣れた本間ゴルフ「TW737-P」

アイアンは距離感を出せる「TW737-P」を継続

これに替わるアイアンはまだ見つかっていない
スピン性能と打感がいい本間ゴルフ「TWフォージド」47 52 57度

ウェッジも本間ゴルフのTW-Wの3本

オフに他メーカーも複数試したが、やはり使い慣れたモデルのほうがしっくりときた
打感と転がりのよさがお気に入り「オーワークス ブラック マークスマン」

打感と球の転がりがいい「オーワークス マークスマン」を使用

ソール面に鉛を貼り、ストロークの感覚を調整
復活へ、5メーカーのクラブとボールを組み合わせ


PHOTO/Shinji Osawa
週刊GD2019年7月9日号より