ラフからの30ヤード前後のアプローチでは、沈んでいるライが一番難しいと思っているゴルファーは多い。しかし、女子プロに「浮いている、半分沈んでいる、沈んでいる、の3パターンでどれ
が一番難しいか?」と調査をしたところ、驚きの結果が判明した。
が一番難しいか?」と調査をしたところ、驚きの結果が判明した。
夏ラフのアプローチ、女子プロ20人に聞いた結果
「どのライが一番難しいか」女子プロ20人に調査したところ、意見が真っ二つに分かれた。「半分沈んでいる」は一人もいなかった。
われわれが簡単だと思っている“浮いている”ときが一番難しいと答えるプロが多かった。
「“浮いている”ライは、ティアップした状態と同じなのでボールを点でとらえなくてはいけません。クラブの入れ所が一点しかないので、正確にコンタクトするのが難しいんです」と勝みなみ選手。
つまり、入射角をコントロールして打たないと、だるま落としになる危険が高く、飛ばないミスになってしまう。
もちろん、“すっぽり沈んでいる”ライも難しい。でも、アプローチでは、浮いているときこそ注意が必要というわけだ。
浮いたライは入射角がシビアで『芯に当てるのが難しい!』
「浮いたライが難しい」と答えた女子プロ
「沈んだライが難しい」と答えた女子プロ
沈んでいると芝の抵抗が大きく「距離感を出すのが難しい!」
浮いたライ、沈んだライ、夏ラフのアプローチレッスンに続く(随時配信します)
PHOTO/Yasuo Masuda,Shinji Osawa TEXT/Yusuke Ozawa ILLUST/Koichi Tanaka
週刊GD2019年7月9日号より