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松田鈴英のドライバー平均飛距離は255.56ヤード、葭葉ルミは255.93ヤード。女子プロきっての飛ばし屋だ。「PRGRレディス」で計測してスウィング&弾道データをもとに、飛距離を伸ばす秘密に迫った。
画像: (左)松田鈴英プロ、(右)葭葉ルミプロ

(左)松田鈴英プロ、(右)葭葉ルミプロ

松田鈴英のスウィングデータ「トップでのねん転が圧倒的」

トップで胸の回転130度、腰の回転62度。その68度!

腰のラインと胸のラインの差(いわゆるXファクター)が一番大きかったのが松田選手。70度近い差が出ている。一方でインパクトではその差が15度まで戻る。

画像: ※上記のデータは2019PRGRレディスでのもの

※上記のデータは2019PRGRレディスでのもの

葭葉ルミのスウィングデータ「右半身の側屈が-46度。右サイドの粘りが強い」

葭葉選手は、キャリーで250ヤードを飛ばせるビッグヒッター。インパクトでの側屈が-46度と右サイドで粘ることで、ヘッドを走らせている。それがヘッド速度44.8㎧という驚異のヘッドスピードに表れる。

画像: ※上記データは2019PRGRレディスでのもの

※上記データは2019PRGRレディスでのもの

葭葉は-46度、松田は-42度。上半身右サイドの屈曲が飛距離を生む

画像: 葭葉は-46度、松田は-42度。上半身右サイドの屈曲が飛距離を生む

右サイドの側屈(サイドベンド)について松田選手に聞いてみた

GD 体に角度をつけて飛ばしているのがデータから分かった。では実際にどう体を動かしているのか? 華奢な体で250ヤード超えドライブを連発する松田に聞いた。

松田 側屈ですか? 実はそこまで意識してないんですよ。側屈を作ろうとすると、右肩が下がったりして過剰になってしまうので、ほかの部分を意識して結果的に“側屈が作られている状態”にしています。

松田 そのためには、トップでねん転差を作るのは大事で、私の場合、左ひざが流れないように注意しています。あとは「頭の左」にクラブを振り抜くイメージを持っています。その結果、ほどよい「側屈ができている」状態になるのです。

【ポイント①】左上にクラブを振るイメージで打ちます

松田 意図的に側屈を作ろうとしてはダメ。頭の左上へ振り抜くことで自然と側屈ができるようになります。

画像: フォローで右肩が下がりすぎないよう、目線を低く保ったまま、フィニッシュまで振り抜くことが大事

フォローで右肩が下がりすぎないよう、目線を低く保ったまま、フィニッシュまで振り抜くことが大事

【ポイント②】右わきを縮めて体が伸びないように

松田 あまり側屈は意識せずに、速く回転する意識が大事。腰が浮かないように、右肩が下がらないよう注意したですね。

画像: 右わき腹がインパクト前に伸び上がらないように注意している

右わき腹がインパクト前に伸び上がらないように注意している

PHOTO/Hiroaki Arihara

月刊GD2019年8月号より

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