
みやざとみか/1989年生まれ沖縄県出身。10年の「日本女子オープン」で初優勝を飾ると、12年には「セーフウェイクラシック」で米ツアー初優勝など日米通算3勝
いろんなクラブで試してます。ドライバーは「M6」
昨年、QTを27位で通過、年間を通して国内ツアーを戦うのは初めてだが「いろいろな経験を経たことで、シンプルにゴルフを楽しむことができています」と充実感を口にする。
「オフにしっかりトレーニングしたのでドライバーの飛距離が伸びました。ただ、あまり自分を追い込まずに、ゴルフを楽しみたいと思っています。米ツアーと比べても、試合会場の移動距離が短く、体力的な部分では負担も少なくすんでいます」

ドライバーは「M6」を使用し、昨年よりも飛距離が約10ヤード伸びた。自分のスウィングにマッチすることを一番大事にしている

弾道が高くティショットが楽になった
ギアに関しては「契約がフリーなので、自分の今の状態とコースに合わせて、いろいろと試しながら決めています。求めているのは弾道の高さ。疲れてくると球が上がらなくなるので、それをクラブでカバーできればと思っています。今使っている『M6』は自然に高い球が出てくれるので、気に入っ
ています」と手応えを口にする。

経験豊富なキャリアがあるとはいえ、今シーズンは最低でもシード権を確保しなければならない勝負の年だが「自分のゴルフと向き合うことだけ考えています」と本人は冷静そのもの。前半戦の総決算となる「アース モンダミンカップ」では今季最高の2位タイ。13年の「日本女子オープン」以来の久々の優勝は、シーズン後半戦の現実的な目標となっている。
無理せず飛距離を稼げる3W 5W「ローグ」

FWの「ローグ」は、「2打目で飛距離を稼げることを重視しています」。球のつかまりがよく、方向性も高い
アイアン感覚でライン出しも可能21度、24度「ツアーB」

FWと同様、つかまりやすいモデルだが「見た目がスクェアなので左に行く感じはしない」としっかりと打ち込んでいける
構えやすさと振り心地が秀逸「ミズノプロ518」

チタンマッスル構造で「構えやすくて、見た目以上にやさしく振れますし、飛びます」と、ミズノ プロ518アイ
アンを使用
圧倒的にやさしい「ボーケイSM6」 51・57度

1度ずつロフトを立てて使用。グリーン周りの感覚を重視し、フィーリングが出せるタイプを使用

1度ずつロフトを立てて使用。グリーン周りの感覚を重視し、フィーリングが出せるタイプを使用
スクェアに構えやすくラインに乗る「トライホット#2」

打感が柔らかく、打った感触がしっかり残る。ラインに対してスクェアにセットアップしやすい点も気に入っている

クラブ契約フリー宮里選手の14本


PHOTO/Hiroyuki Okazawa
週刊GD2019年7月23日号より