2019シーズン、「サロンパスカップ(5月)」の初優勝に続き、「アネッサレディス(7月)」で2勝目、いま最も旬なプレーヤーの渋野日向子。彼女のゴルフを支えるクラブセッティングを見た。
画像: しぶのひなこ/98年生まれ岡山県出身。5月にメジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で初優勝後、今月の「資生堂 アネッサレディス」で早くも2勝目。「全英女子オープン」初出場も決定

しぶのひなこ/98年生まれ岡山県出身。5月にメジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で初優勝後、今月の「資生堂 アネッサレディス」で早くも2勝目。「全英女子オープン」初出場も決定

マレットからピン型「シグマ2アンサー」へ変更。ブレークの要因

勝利の要因を渋野本人は「パター」と語る。

渋野 (初優勝した)「サロンパス」の前あたりからスタッツ的にも、パーオン時の平均パット数(7/17時点で2位)が上位だったので自信をもって挑んでいました。この「シグマ2アンサー」は、柔らかい打感で、しっかり打てるところが気に入っています。もともと、打ち方がインサイドアウトだったので、ピン型が苦手で、ずっとマレット型を使っていましたが、2年前にコーチからピン型を勧められて使うようになり、今ではすっかり武器になりました。

他のクラブについては「ウッドのヘッドの大きさですね」と構えたときの安心感をポイントに挙げる。

ドライバーは「G410プラス」ロフト10.5度

渋野 ドライバーやFWはとくに大きなヘッドが好きなんです。「G410」は、大きくて直進性が高く、思い切り振っていけます。構えたときに左に行きそうな感じがまったくないので、それができるんだと思います。

渋野 アクサレディスからシャフトを「スピーダーエボリューションV」から「Ⅵ」に差し替えて使っています。左に行きづらく、しっかり振っていけるクラブが理想です。

ティショットや、グリーン上のパフォーマンスは「これまでにないぐらい自信を持って、臨めています」と話す。破竹の勢いは、まだ当分、続きそうだ。

「大きめヘッドが好みです」。3Wは「G410LST」 5Wは「G410」

画像: FWもドライバーの流れを汲んだ「G410」。セカンドショットで「構えたときに右や左にミスするイメージが出ないんですね」

FWもドライバーの流れを汲んだ「G410」。セカンドショットで「構えたときに右や左にミスするイメージが出ないんですね」

UTも同モデルの19度と22度。「ヘッドは大きめだけど抜けがいい」

画像: 「ヘッドは大きめですが、どちらかというとアイアン同じように『振り抜き』の感覚を大事にしています」

「ヘッドは大きめですが、どちらかというとアイアン同じように『振り抜き』の感覚を大事にしています」

アイアンは操作性重視「i210」

渋野 やや小ぶりですが、打ちこんでも、振っても、しっかりと球が上がってくれるので気に入っています。コントロール性も高いんです。

画像: 「操作性がよくて、高い球も打ちやすいんです」

「操作性がよくて、高い球も打ちやすいんです」

グリーン周りはロフトを1度ずつ立てた2本体制「グライドフォージド」

画像: グリーン周りはロフトを1度ずつ立てた2本体制「グライドフォージド」

PINGの申し子のような14本。ボールはタイトリスト「プロV1」

画像1: PINGの申し子のような14本。ボールはタイトリスト「プロV1」
画像2: PINGの申し子のような14本。ボールはタイトリスト「プロV1」

PHOTO/Shinji Osawa

週刊GD2019年7月30日号より

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