タイトリストが7月5日に発売を開始した新ドライバー「TS1」。発売を前に月刊ゴルフダイジェストのギア特捜部が試打テストを敢行。強烈に速いと言われるTS2、TS3の初速性能を凌駕するボールスピードに現場は驚きの声に包まれた…。

【試打・解説】平野義裕さん
東京・スウィング碑文谷内の「クールクラブス」で日夜フィッティングに従事。クラブの性能を知り尽くすカリスマフィッター

画像: 右下が新ドライバー「TS1」。登場するや米ツアーで一気にスイッチが進んだ「TS2、TS3」のコンセプトを継承しつつ、より寛容性が高く、スピード感が増したと言われる

右下が新ドライバー「TS1」。登場するや米ツアーで一気にスイッチが進んだ「TS2、TS3」のコンセプトを継承しつつ、より寛容性が高く、スピード感が増したと言われる

名器「910」に似たヘッド形状

タイトリストの名ドライバー「910」を彷彿とさせ、そこにやさしさをプラスしたような形状。従来のタイトリストファンも、他の大型ヘッドを使っているユーザーも違和感なく構えられるフォルムだ。

画像: ヘッド体積は460cc。投影面積が大きく、安心感がある

ヘッド体積は460cc。投影面積が大きく、安心感がある

画像: シャローフェースでやさしい印象

シャローフェースでやさしい印象

画像: TS2よりちょっとヒップアップ

TS2よりちょっとヒップアップ

【試打分析】やさしく打てて強い球。こんなクラブ初めてだ

画像: 「初速がハンパじゃない!」と平野氏も驚きを隠せない

「初速がハンパじゃない!」と平野氏も驚きを隠せない

【試打クラブスペック】
ロフト:9.5度
長さ:45.75インチ
総重量:275g
シャフト:ディアマナ50S

TS1を試打した平野氏が、試打の計測値が映し出された画面を見て驚きの声を上げる。

「ヘッドスピード47m/s、290ヤードってホント!?」

2発、3発……と280ヤード越えを連発。通常、平野氏のヘッドスピードは45m/s、飛距離270ヤードほどだという。

画像: ※試打結果はナイスショット5球の平均

※試打結果はナイスショット5球の平均

「この数字は最近お目にかかったことがありません。自分もヘッドスピードが遅いほうではありませんが、それにしっかりとついてきて、さらにヘッドスピードも距離も伸ばしてくれる。一方でウチの女性スタッフ(HS38m/s)が打ってもしっかり飛ばせました」(平野)

「ちょっと軽いからヘッドスピードが上がるのは分かります。でも普通は軽いと当たり負けたり、吹き上がったりするものですが、それが一切ない。それどころか最適スピンで飛ぶ」

クラブを計測するとちょっとどころではない275グラムという軽さ。平野氏は驚きを隠さない。

「強弾道にはある一定の重さが必要だと思っていました。ドライバーの常識が完全に覆されましたね。」

TS1のココがいい!

ココがいい!①間違いなくヘッド速度が上がる

画像: 見た目の重厚感とは裏腹に、実際はとても軽いので明らかにヘッドスピードがあがります。速く振れると飛ぶ、ということを再認識しました

見た目の重厚感とは裏腹に、実際はとても軽いので明らかにヘッドスピードがあがります。速く振れると飛ぶ、ということを再認識しました

ココがいい!②叩きに行っても吹き上がらない

画像: 叩いてもフェースが少し開いてもスピン量が3000回転を超えることはなかった。この重量帯では考えにくい飛び方をする


叩いてもフェースが少し開いてもスピン量が3000回転を超えることはなかった。この重量帯では考えにくい飛び方をする

ココがいい!③TSシリーズの中でも弾き感がいい

画像: 弾く感じが強く、それにともないスピードの速さも体感できる。センターを外しても初速が落ちにくく、寛容性も高い

弾く感じが強く、それにともないスピードの速さも体感できる。センターを外しても初速が落ちにくく、寛容性も高い

ココがいい!④打ち出しが高くつかまりも良い

画像: 打ち出しは高く、キャリーで飛距離を稼げる。球がこすれずつかまり性能が高いので、それが最適スピンにも一役買っているのだろう

打ち出しは高く、キャリーで飛距離を稼げる。球がこすれずつかまり性能が高いので、それが最適スピンにも一役買っているのだろう

シャフトは「Diamana」と「Speeder」の2タイプ

画像1: シャフトは「Diamana」と「Speeder」の2タイプ
画像2: シャフトは「Diamana」と「Speeder」の2タイプ

シャフトはどちらも軽量に仕上がっている。「振り遅れずしっかり戻るディアマナはヘッド速度45m/sまで、エアスピーダーはヘッド速度40前後の人が合いそうです」(平野)

月刊GD2019年8月号より

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