本企画の第2回に登場した増田哲仁プロいわく「渋野日向子選手は究極の振り上手です」。プレッシャーのかかった場面でも振り切れる彼女のスウィングには、いまどきの大MOIドライバーを使いこなすためのヒントがぎっしり詰まっていた。

渋野プロは超A級の振り上手 by増田プロ

画像: 渋野プロは超A級の振り上手 by増田プロ

増田 プレッシャーがかかって恐がって振れなくなる場面でも、渋野選手は振れていました。まさに現代のクラブで体を使って「振る」ことからゴルフを覚えたプレーヤーの強みです。

肩の回転でクラブが上がる

トップはシャットでフェース面が上を向く

フェースターンさせずに体の回転でクラブが動く

体の回転で振るからヘッドが目標方向に投げ出される

振り上手の対局にある「当て上手」はある意味手打ち。器用な手を使って球さばきをしていくので、器用であるがゆえに好不調の波があったり、緊張からのタイミングのズレなどが起きやすいという。小ぶりなメタルヘッドや操作性重視のドライバーでゴルフを覚えたプレーヤーは、球さばきで打つようになる、と増田プロ。

増田 振り上手な渋野選手は手先ではなく体を使って振る、フェースターンを抑えて打つ、アッパーに打ち抜く。いまどきドライバーにマッチするスウィングをジュニアのころから体で覚えているからこそ、どんなときでも振れるのでしょう。

増田 大MOIドライバーに適した「振り上手」。ぜひ、みなさんも意識してみてください。

渋野日向子プロのレプリカドライバーを作って試してみた!

画像: 「ヘッドが直線的に動く感じです」(平野)

「ヘッドが直線的に動く感じです」(平野)

【試打・解説】平野義裕さん
東京・スイング碑文谷内の「クールクラブス」のカリスマフィッター。あらゆるヘッドとシャフトを試しており、性能の違いを細かく感じ取る

G410 PLUS(ピン)

画像1: 渋野日向子プロのレプリカドライバーを作って試してみた!

スピーダー569エボリューションVI SR(フジクラ)

画像: 長さは44.75インチ

長さは44.75インチ

画像: 自ら組んだ渋野スペックをテストする平野氏

自ら組んだ渋野スペックをテストする平野氏

画像2: 渋野日向子プロのレプリカドライバーを作って試してみた!

平野 一般男性でも普通に使えるスペックです。44.75インチで振りやすいですし、叩きにいってもシャフトがきちんと戻ってくる。思い切りつかまえにいっても左に飛びません。

平野 ヘッドが直線的に動く感じでスピンも少なめ。マイナス1度のフラットポジションのライ角は渋野選手の構えで、ソールの座りがいいはず。これ、ほしいですね(笑)。

月刊GD2019年10月号より

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