ZOZO選手権で来日したビッグネーム、R・マキロイとJ・デイ。反力打法の吉田洋一郎プロいわく、「地面反力の活かし方がとても参考になるプレーヤーです」。改めて吉田プロに解説してもらった。
【ロリー・マキロイ】
1989年生まれ。北アイルランド出身。アメリカツアー17勝(メジャー4勝)
【ジェイソン・デイ】
1987年生まれ。オーストラリア出身。アメリカツアー12勝(メジャー1勝)
クラブを上げるのも手先ではなく地面反力
マキロイは、バックスウィングで右ひざを伸ばす動きが強くあります。これは手先ではなく地面反力を使って、クラブを上げている証拠です。
【マキロイのポイント】バックスウィングで右ひざが伸びる
右足で地面を踏み込む動きで、テークバックを始動するのが特徴。下から上への地面反力を利用して、クラブを上げているから右サイドが伸びるんです。トップでクラブを残したまま、体を沈み込ませて切り返し、地面反力でクラブを加速させます。
腕は体の正面から外れないバックスウィング
デイは、腕とクラブが体の正面から外れないバックスウィングが特徴です。マキロイほど右足を強く踏み込みませんが、足でバックスウィングしているから左手と体の関係性が崩れないのです。アマチュアの皆さんは参考にしていみるのもいいですね。
【デイのポイント】体と腕が見事にシンクロする
肩と両腕の三角形を保ったまま、クラブが体の正面から外れないようにバックスウィング。クラブが極端にインに引けるのは、手先でクラブを上げている証拠です。手打ちになって、パワーも外に逃げてしまいます。
週刊GD2019年11月12日号より
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