ツアー初優勝のドライバーから旧モデルに戻した河本結。そのクラブ選びからは、柔軟な感性とともに、譲れないこだわりポイントが見えてきた。
「クラブは打ち込むほどに馴染んでくる」が河本結の考え
新しいクラブも積極的に試すが、すぐには変更しないという河本結。
河本 打感はボールで変わってしまうのでこだわっていません。それより出球の見え方ですね。目線に対していつもの7番ならここにいたのに、半個分上だなとか、半個分右だなとか。だからオフの期間にとことん打ち込んで自分色に染めてからでないと使えないんです。
アイアンは「Xフォージドアイアン18」
打ち込んでいるとシャフトのしなり具合も変化して、自分に合ってくるという。
河本 シャフトにも個体差がある。でも打ち込むほどに合ってくると思っています。
飛距離よりも操作性が大事
「ローグドライバー」
3月の「アクサレディスin MIYAZAKI」でツアー初優勝を支えたドライバーは「エピックフラッシュ」。だがその後、以前使用していた「ローグ」に戻した。
河本 ローグのほうが飛ばないけれど、フェースがたわんでボールをグニュッと長く押せる感じが好きです。
持ち球はフェードだが、必要に応じてドロー、弾道の高低も打ち分けるタイプ。
河本 ローグのたわんでボールをため込んでくれる感覚のほうが、私は扱いやすいんです。
河本結選手が使う上達ギアはこちら↓
カチッと打てるしっかり打感が好み
「トゥーロン ATLANTA」(オデッセイ)
クセのない顔で何でもできる万能ウェッジ
「マックダディ フォージド」
簡単に上がって距離がズレない実戦派UT
XRユーティリティ2016 19、22度
河本結選手のスウィングはこちら↓
キャロウェイの申し子14本
すべて点で狙えるクラブ
PHOTO/Kazuo Iwamura
月刊GD2019年12月号より
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