ツアー初優勝のドライバーから旧モデルに戻した河本結。そのクラブ選びからは、柔軟な感性とともに、譲れないこだわりポイントが見えてきた。
画像: かわもとゆい/ 5歳からジュニア競技に参加。2018年のステップアップツアーで4勝を挙げて賞金ランク1位に。同年プロテスト合格。2019年「アクサレディス in MIYAZAKI」でツアー初優勝。2020年のUSLPGA出場権も獲得した

かわもとゆい/
5歳からジュニア競技に参加。2018年のステップアップツアーで4勝を挙げて賞金ランク1位に。同年プロテスト合格。2019年「アクサレディス in MIYAZAKI」でツアー初優勝。2020年のUSLPGA出場権も獲得した

「クラブは打ち込むほどに馴染んでくる」が河本結の考え

新しいクラブも積極的に試すが、すぐには変更しないという河本結。

河本 打感はボールで変わってしまうのでこだわっていません。それより出球の見え方ですね。目線に対していつもの7番ならここにいたのに、半個分上だなとか、半個分右だなとか。だからオフの期間にとことん打ち込んで自分色に染めてからでないと使えないんです。

アイアンは「Xフォージドアイアン18」

画像: 打ち込み量を物語るくっきり打痕が残った「キャロウェイ Xフォージド」。ステップアップツアー初優勝時から替えていない

打ち込み量を物語るくっきり打痕が残った「キャロウェイ Xフォージド」。ステップアップツアー初優勝時から替えていない

画像: 打感はボール次第と割り切り、操作性を重視。スチールでもカーボンでもシャフトのしなりは打つほどに変わるという

打感はボール次第と割り切り、操作性を重視。スチールでもカーボンでもシャフトのしなりは打つほどに変わるという

打ち込んでいるとシャフトのしなり具合も変化して、自分に合ってくるという。

河本 シャフトにも個体差がある。でも打ち込むほどに合ってくると思っています。

画像: バランス調整はネック内部などの見えない部位ではなく、鉛の外貼りと決めている

バランス調整はネック内部などの見えない部位ではなく、鉛の外貼りと決めている

飛距離よりも操作性が大事
「ローグドライバー」

画像: ロフトは8.5度

ロフトは8.5度

画像: ウェートはヘッド後方に配置されたモデル。ボールが上がりやすい設計。打痕はセンターからトウ寄りに集まる

ウェートはヘッド後方に配置されたモデル。ボールが上がりやすい設計。打痕はセンターからトウ寄りに集まる

画像: 長さは45インチ、平均飛距離は247ヤード(2019年11月8日時点)

長さは45インチ、平均飛距離は247ヤード(2019年11月8日時点)

3月の「アクサレディスin MIYAZAKI」でツアー初優勝を支えたドライバーは「エピックフラッシュ」。だがその後、以前使用していた「ローグ」に戻した。

河本 ローグのほうが飛ばないけれど、フェースがたわんでボールをグニュッと長く押せる感じが好きです。

持ち球はフェードだが、必要に応じてドロー、弾道の高低も打ち分けるタイプ。

河本 ローグのたわんでボールをため込んでくれる感覚のほうが、私は扱いやすいんです。

河本結選手が使う上達ギアはこちら↓

カチッと打てるしっかり打感が好み
「トゥーロン ATLANTA」(オデッセイ)

画像: 試合によってパターを使い分けている河本。「自分の感覚がなくならないよう、エースに頼りすぎないようにしています」

試合によってパターを使い分けている河本。「自分の感覚がなくならないよう、エースに頼りすぎないようにしています」

クセのない顔で何でもできる万能ウェッジ
「マックダディ フォージド」

簡単に上がって距離がズレない実戦派UT
XRユーティリティ2016 19、22度

画像: ウッドは50グラム台、アイアンは80グラム台、UTは70グラム台のシャフトを選択

ウッドは50グラム台、アイアンは80グラム台、UTは70グラム台のシャフトを選択

河本結選手のスウィングはこちら↓

キャロウェイの申し子14本
すべて点で狙えるクラブ

画像: キャロウェイの申し子14本 すべて点で狙えるクラブ

PHOTO/Kazuo Iwamura

月刊GD2019年12月号より

「マイギアを語ろう」バックナンバーはこちら↓

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ゴルフダイジェストツアーで行く宮崎ゴルフ旅行です↓

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