いつも一緒に練習ラウンドしている重永亜斗夢に「また手嶋さん早帰りですか」と冷かされるほど、練習をしない手嶋多一。そんな手嶋の帰り際を捕まえると手には8番アイアンが! 嫌がる手嶋のホテルまでついていってみると……
手嶋多一プロ
50歳を過ぎてもレギュラーに出続け、今年デビューしたシニアでも開幕戦に優勝するなど活躍中
ボールをたくさん打つより、アドレスを整えるほうが大事
「確かに球は打ってはいないけれど、ホテルの部屋でアドレスチェックは寝るまでずっとやっています。テレビ観ながらでも、CMが始まったらチェック、夜中トイレに起きてもチェック、飲んで帰ってきてもチェックしています」
「多分どんなプロより、クラブをさわっている時間は長いんじゃないかな。枕元にクラブを置いてますし」
「構えが決まればスウィングはそんなに崩れない。だから僕は気づいたら構えの見直しをしているんです。それほど大事なことなんです」
CHECK POINT ① 正面
小文字の「y」ができているか
正面を鏡で見るときは腕とクラブのバランスが小文字のyになっているかと、センター寄り左にボールがあるかを見ている
手の位置がずれて「y」が崩れやすい
上半身に力が入っているとハンドファーストが強くなり、体がゆがんでいると手が中に入りすぎに見える
「ゴルフが上達するアドレス」渋野日向子の基本↓
CHECK POINT ② 後方
肩の真下にグリップがあるか
後方を鏡で見るときは、肩の向き、腰の向きを合わせてから手が自然と肩の真下に来ているかを見ている。
バックスウィングとダウンスウィングで、フェース面をチェック
後方のときはバックスウィングとダウンスウィングで、背骨のラインとフェース向きがそろっているかも見る。そろうことでボールは曲がりにくくなる。
ここがミソ!
一度真剣に構えてから鏡を見る
今の自分の状態を知るために、真剣にアドレスを作ってから鏡を見ることが大切です。
「アマチュアの間違ったアドレス」はこちら↓
月刊GD2019年12月号より
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