
【解説】池村寛世
いけむらともよ。95年生まれ。鹿児島県出身。横峯さくらの「さくらゴルフアカデミー」でゴルフを覚えた。ドライビングディスタンス5位(303.52ヤード)と小さな飛ばし屋。3年連続シード権を獲得中。ディライトワークス所属
【ドライバーショット】短く握って小さめトップ
池村 以前はフェースの上めに当てて、低スピンのボールを打っていたんですが、もう止めました。2月の宮崎合宿で谷口徹プロから、「そんなややこしいことするより、ティを低くして打ったほうが簡単やろ」って(笑)。
GD なるほど。
池村 キャリーは減るけど、ランで稼げるから、トータルの飛距離は変わりません。超低弾道なので、風の影響も受けにくい。低いティアップでグリップを短く握ったら、コンパクトなトップでレベルに振り抜いていきます。

打点はこんなに“下”なんです
GD 注意するポイントは?
池村 フィニッシュで胸の面が上を向かないようにすることかな。手元が浮く悪い動きが防げて、低く長くレベルに振れるようになりますよ。
【ポイント①】グリップを短く持つ
池村 低く抑えたいときは、通常よりも指2~3本ぶん、グリップを短く持ちます。短く持つことで、自然と大振りしなくなって、トップがコンパクトになるんです。シャフトのしなりも抑えられるので、インパクトでロフトが大きくなることもありません。

指2~3本ぶん短く持ちます
【ポイント②】ティアップは高さ8㍉
池村 通常のティアップの高さに比べて、ボール半分ぐらい低くします。FWでティショットするときより、少し高いぐらいですね。フェースの下めに当てて、打ち出しを低く抑えます。

【ポイント③】胸を横に向けたまま回転する
池村 胸の面が上を向かないように、水平に回転するイメージでスウィング。ダウンで手元を浮かせたり、お尻を前に出さないようにして、ふところを保ったまま振り抜きます。


胸が上を向くとスライスします
池村プロの超低空ドライバーショット

ボール位置は少し右

トップは小さめ

完全レベルブロー


【アイアンショット】
ノーターフで低スピン
GD 稲森佑貴プロはアゲンストでアイアンを打つとき、大きめの番手を短く持って、弾道を低く抑えて打つと言いましたが、池村プロはどうですか?
稲森佑貴プロの風に強い球の打ち方↓
池村 大きめの番手を持つのは同じです。ただ、ボクの場合、上からダウンブローには打たずに、ヘッドの入れ方を変えているんですよ。
GD ダウンブローはダメ?
池村 ソニーオープンのとき、海外の選手はアゲンストでもアイアンをしっかり飛ばしていたんですよ。ボールをシャローにとらえるから、低スピンで飛距離が落ちないんです。
GD その打ち方に変えたと。
池村 パクりました(笑)。ボールを真ん中に置いて、ターフを取らずに、ヘッドの最下点でシャローに打つんです。溝1〜2本、打点が高くなるけど、スピンが減って弾道は低くなります。コックを使わずに腰の回転で振って、ボールを押し込むイメージです。
【ポイント①】少し上めでヒットする
池村 アイアンの場合、通常はフェースの下めでとらえていきますが、それだとギア効果でバックスピンがかかり、球が浮いてしまいます。それより上めの芯に近いところでとらえることで、バックスピンが少なめの、低くて風に強い弾道になるんです。

【ポイント②】ノーコックでスウィングする
池村 リストを使わずに、インパクトでボールを押し込んでいくイメージです。7Iだとキャリーが10~15㍎減って、ランが少し増えます。肩の回転は抑えて、腰を回していくと、レベルに振れます。



アイスホッケーのイメージです

リストを返すと余計なスピンがかかります
低スピンショットは最下点でボールをとらえる
池村 横からレベルに払い打つイメージで、ヘッドの最下点でボールをとらえ、ターフを取りません。ダウンブローよりもインパクトゾーンのフェースの開閉がゆるやかになります。

ノーマルショットは上からボールをとらえる
池村ダウンブローにボールをとらえると、打ち出しは低くなりますが、途中からスピンで吹き上がる球になってしまうんです。アゲンストの風に弱く、飛距離も落ちてしまいます。

池村プロのアイアンショット


完全レベルブロー!

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週刊GD2020年3月31日号より
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