アマチュアの悩みや質問を一挙に集めた総集編。今週の通勤GDは「迷ったときは、ユハラに帰れ!」Vol.45。

【通勤GD】
通勤GDとは‟通勤ゴルフダイジェスト”の略。世のサラリーマンゴルファーをシングルに導くために、月曜日から金曜日(土曜日)までの夕方に配信する上達企画。帰りの電車内で、もしくは翌朝の通勤中、スコアアップのヒントを見つけてください。

【湯原信光プロ】
ツアー7勝、シニアツアー1勝の日本を代表するショットメーカー。とくにアイアンショットの切れ味は、右に出るものはないと言われた。現在は東京国際大学ゴルフ部の監督も務め、後進の指導にも力を注いでいる。

前回のお話し↓

練習&スウィングの迷い編

【Q12】ある人には「OK」と言われ、別の人には「変」と言われた。どちらが正しい?

【A】人の意見より自分のスタンダードを作ってほしい!

スウィングはパーソナルなものです。だって、体格や筋肉などはもちろん、考え方も人それぞれ。ギアも違えば、球筋も違います。

だから、何が正しくて、何が間違っているかなんて簡単には言えないんです。それゆえ「自分にとってのベストを探す作業」がスウィング作りなのです。

画像: 練習&スウィングの迷い編

だから“自分のスタンダード”を作り、必要な情報を取捨選択できるようになってほしい。それがスウィングの迷いをただす一歩です。

アドレスの迷い

【Q13】スタンス幅に迷っています。「自分にとってのベスト」の見つけ方は?

【A】両足をそろえて徐々に広げつつ探るんです。

スタンス幅の目安となるのは、回転のしやすさ。それには、両足を揃えたスウィングから、徐々に幅を広げていって「自分の適性幅」を見つけるといいでしょう。

ただし、スタンス幅は調子に左右されて変わりやすいもの。私はマックス幅とミニマム幅を決めて、その間であれば問題ないと考えています。

画像: 左上ユハラのスタンス(ドライバー)は41㌢の肩幅サイズをミニマムにして、最大だと肩幅が両足の間にすっぽり入る。決めすぎないアローアンスを持たせたスタンダードだ

左上ユハラのスタンス(ドライバー)は41㌢の肩幅サイズをミニマムにして、最大だと肩幅が両足の間にすっぽり入る。決めすぎないアローアンスを持たせたスタンダードだ

【Q14】いい前傾姿勢って、やっぱり背筋はピンと伸ばすもの?

【A】ダメ! 反り返るとケガしますよ!

背骨は骨が積み木みたいに積みあがってS字にカーブしています。それを反らすと動きがロックされ、無理するとケガの危険性も。自然体の前傾姿勢を心がけましょう。背骨だけでなく、関節にゆとりを持たせた状態が一番動きやすいのです。

画像1: 【通勤GD】迷ったとき、ユハラに帰れ! Vol.45 読者から質問 “総集編” 湯原信光 ゴルフダイジェストWEB

【Q15】「グリップをもっとゆるく」と言われます。でもゆるめると抜けそうで

【A】クラブが手の中で暴れないことが大切。強い弱いは二の次。

大切なのは、手とグリップを密着させること。密着してさえいれば、余計な力を入れなくてもクラブはしっかり持てます。この「しっかり」とは、クラブが暴れない状態で支えられることで、強さの意識は不要です。

画像2: 【通勤GD】迷ったとき、ユハラに帰れ! Vol.45 読者から質問 “総集編” 湯原信光 ゴルフダイジェストWEB

週刊GDより

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