
やすだゆうか/2000年生まれ。兵庫県出身。日本女子アマ優勝やオーガスタ女子アマ3位などの戦績をあげてプロ入り。プラチナ世代を代表するひとりであり、女子大生プロでもある
注目ルーキーが
シード獲得をめざす!
開幕までの期間、安田はプロの試合で通用するクラブセッティングについて考えたという。
「オフの間にドライバーをテストしました。とにかく曲がらなくて、タテもヨコも安定した飛距離と方向性を得られるゼクシオイレブンにしました。アマチュアのときは、パー5の第2打をレイアップして、3打目でパーオンを確実に狙っていくプレースタイルでしたが、これからは2オンも狙っていく積極的なプレーをしたいと思っています。そのため、ドライバーも3Wもやさしく飛ばせるゼクシオイレブンを選びました」

安田「ミスしたときの曲がりが小さいのがゼクシオのいいところなんです」
6Iのショートスウィングでゴルフを始めた坂田塾出身者らしく、得意なのはアイアン、とくに100㍎以下のピンをデッドに狙うクラブで勝負したいという。
「好きなのは9I以下のクラブです。バーディをたくさん取るには、ウェッジで狙うショットの正確性がいちばん重要だと考えています。そのため、ウェッジは4本入れています」

9.5度が基本だが、ランが出ない雨の日などは10.5度を使う予定だという
今シーズンの目標は、「絶対に3パットしない!」と色紙に書いた安田。年々、“バーディ合戦”化が進む女子プロの世界で、どれくらい攻撃的なゴルフを見せてくれるか、注目が集まるところだ。
FWは1本だけ

女子プロとしては珍しく、FWは3Wだけ。シャロ―フェースでやさしく飛ばせるゼクシオイレブンで、パー5の2オンを狙う

5Uはアイアンタイプ

ショットメーカーの安田らしく、スリクソンのウッド型3U、4Uに加えて、5Uは中空のアイアン型。5Iよりも球が上がるという

打感がよく
飛距離も出る

アイアンはキャビティタイプのスリクソンZ585。打感のよさと飛距離性能の高さが、ヘッドをシャロ―に
入れる安田が選んだ理由

キャリー115Y以内を
狙うための4本

スコアを作るいちばんのカギとなる4本のウェッジ。「58度は、フェースアングルを真っすぐにしたいので、トウからヒールにかけてソールを削ってもらいました」(安田)と、クラブにも深いこだわりがある

ドローヒッターの安田らしく、58度のフェースには、センターからややトウ側にかけて打痕がある
縦のラインくっきり

構えたときにヘッドのボリュームを感じられるブレード型。太くくっきりと入った白のラインと赤のラインで、アライメントが取りやすい

ウッドは2本だけで
ウェッジが4本

週刊ゴルフダイジェスト2020年7月14日号より

安田祐香
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