身長175㌢という体格ながら、ドライバーで楽々と300㍎超えを放つマキロイ。だからこそ気になる14本の構成。今回紹介するのは彼のセッティングだ。
画像: 1989年生まれ。北アイルランド出身。現在世界ランク1位。メジャー4勝。2018-19シーズンで自身2度目となるフェデックスカップ王者に輝く

1989年生まれ。北アイルランド出身。現在世界ランク1位。メジャー4勝。2018-19シーズンで自身2度目となるフェデックスカップ王者に輝く

現在世界ランキング1位

マキロイのセッティングは飛ばし屋らしい匂いを感じさせつつ、緻密さが散りばめられていた。

「1Wは空気力学を用いた機能が改善されM5や過去のドライバーと比べてスピン量が抑えられています。スウィングスピードで言えば1m/sは上がっているかな」。

画像: 空気抵抗を抑えるヘッド構造のSIM。空力でヘッドの加速感が増したことでスウィングスピードがアップ。適度なスピン量を保てて飛距離もM5からさらに伸びた

空気抵抗を抑えるヘッド構造のSIM。空力でヘッドの加速感が増したことでスウィングスピードがアップ。適度なスピン量を保てて飛距離もM5からさらに伸びた

マキロイほどのヘッドスピードがあると飛距離を効率的に出すための鍵は、スピン量をいかに抑えられるかになる。それをSIMは見事に実現しているのだ。さらにマキロイは昨年の10月より自身初となるハイブリッドを使用しているが、これに関してもSIMの低スピン性能が大きく関与している。

画像: 全体的なしっかり感を求めてシャフトはXTSを使用。左への警戒心を弱めることができる

全体的なしっかり感を求めてシャフトはXTSを使用。左への警戒心を弱めることができる

「2番アイアンや5Wと飛距離は同じくらいなんだけど、それらのクラブ以上のことがこのハイブリッドはできます。球のコントロールもしやすく、パー3のティショットやアゲンスト時に球を吹け上がらないようにすることもできる。攻め方の幅を広めることができました」。

一方のアイアンはマッスルバックタイプで操作性を重視している。球をコントロールすることに徹し
たチョイスで、ドライバーとの役割のメリハリ感にマキロイのクレバーさを感じることができる。

自身初のハイブリッドで
ゴルフが進化

画像: 余計なスピンが抑えられて飛距離性能に優れながら、上下の球の打ち分けもできる万能クラブ。

余計なスピンが抑えられて飛距離性能に優れながら、上下の球の打ち分けもできる万能クラブ。

画像: 「これなら使いたい」と直感で決めた

「これなら使いたい」と直感で決めた

シャープな
フォルムが秀逸

微妙な感覚を
ボールに伝える

画像: ソールが芝に噛む感覚が絶妙。フェースに乗る繊細なフィーリングを感じながら打てる1本

ソールが芝に噛む感覚が絶妙。フェースに乗る繊細なフィーリングを感じながら打てる1本

ショートパットに
絶対の自信が持てる

画像: 昨年からの好調を支えているパター。ストレートに動かしやすいだけでなく、ボールを順回転させやすい点が短いパットを強気で打てる要因になっている

昨年からの好調を支えているパター。ストレートに動かしやすいだけでなく、ボールを順回転させやすい点が短いパットを強気で打てる要因になっている

初のハイブリッドで
攻めの幅が広がった

画像: 初のハイブリッドで 攻めの幅が広がった

週刊ゴルフダイジェスト2020年7月21日号より

画像: ローリー・マキロイ

ローリー・マキロイ

週刊ゴルフダイジェストをキンドル版を読もう!

画像: www.amazon.co.jp
www.amazon.co.jp

This article is a sponsored article by
''.