7月に開催された男子ゴルフの「JGTO共催ゴルフパートナーエキシビショントーナメント」で優勝を飾った関藤。アジアから日本へ戻ってきた彼の強さの秘密とは。
球筋がイメージできる
見た目をなによりも重視
まだ22歳という若さだが、昨年はアジアの下部ツアーで賞金王に輝くなどすでに海外での経験も豊富だ。今後の活躍が最も期待される男子プロの一人だが、クラブへのこだわりは超感覚派のよう。
「見た目が好きなクラブじゃないと、自分の打ちたい球のイメージがわかないんです。だから見た目から難しさを感じるクラブは苦手。あとフェースの向きはかぶっているよりも、まっすぐか、少し開いているクラブが好きですね」
プロらしいこだわりの部分と言える。コンディションがハードなアジアのコースではライなどの状況に対する対応力が必要になるが、だからこそ球筋のイメージ力が重要な要素になる。「少し開いているのが好み」というワードから、操作性のいいクラブを好んでいることがわかる。
また、弾道をイメージするという意味ではアドレスでの安心感も重視している。
「サッと構えたときに、座りが悪いと少し開いたりするので、そうなるとイメージが崩れちゃいますね。好むクラブに共通して言えることは、つかまりそうだなと思うとつかまって、つかまらないだろうなと思うとつかまらないということです」
見た目は硬派だけど
意外とやさしい
守りながら攻められる
信頼できる相棒
顔重視でバウンスを
しっかり使う
手に伝わる感覚を
感じやすいネック形状
新旧構わず好みを
詰め込んだセッティング
週刊ゴルフダイジェスト2020年9月8日号より
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