が彼の基本スタイルだ。

4歳からゴルフを始めたが、中学時代はテニスに打ち込み、ソフトテニス部で市の大会に優勝。日本大学ゴルフ部を経て2014年にプロ転向。2019年に日本ツアー選手権森ビルカップで、ツアー初優勝をメジャーで飾った
ブリヂストンゴルフ
ツアーB XD-3プロト
堀川 不器用だから他の選手のように上手くクラブを捌けないので、超ハンドアップに構えてリストワークをなるべく抑えています。体の回転でインパクトが“面”になるスウィングが理想ですね。

構えたときのスクェア感がお気に入り
こんなスウィング観を持つ堀川がクラブ選びでこだわるのは、まず構えたときにスクェアに見えるかどうか。それと、スピンコントロールができるかどうかだと言う。

カーボンクラウンに金属弦を並べ、たわみの復元スピードを速め、ボール初速を上げる
ブリヂストンゴルフ
ツアーB X-CB
堀川 スクェアに見えるかどうかは自分の感覚なので、持った途端、自分に合うか合わないか、分かります。

打点部が肉厚。
堀川 このアイアンも3年目。打感、飛距離とも申し分ない。構えたときに弾道をイメージできるのがいいですね。

ボールがフェースに乗ってくれる
テーラーメイド M4(3・5W)
ブリヂストンゴルフ ツアーB JGR(7W)
堀川 M4の3番はスピン量が少なく、叩いても曲がらりません。そしてJGRの7番は高い球で止められます。どちらも戦力です!

飛距離の階段がしっかりそろった

思い切り振っても曲がらない「M4」
テーラーメイド
スパイダーツアー
構えた瞬間に、自分に合うか合わないかがわかるという堀川プロ。だから、気に入ったクラブはなかなか替えないという。
「スパイダーツアー」は、5年以上愛用しており、ヘッドやシャフトの塗装が剥げているが、まだ当分、替える気はないようだ。

直進性が高くライン取りを薄くできる
堀川 振り子のようにストロークしやすい、長さ33㌅とやや短めのセンターシャフトモデルです。まだまだ現役です。

ブリヂストンゴルフ
ツアーB XW-F
堀川 ウェッジも感覚優先で選びました。バウンスも8度に調整して、弾道の高さ、スピン量のコントロールも自分のフィーリングを最大限生かせるようにしています。

絶品ロブショットを支える8度バウンス

58度のSWはバウンス角10度を8度に調整。フェースを開いてのロブショットが打ちやすい
構えやすさと
飛距離の階段を重視


堀川未来夢
文/戸川景
PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiriaki Arihara
月刊GD2020年9月号より
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