ゴルフ場の他のスポーツ施設とのもっとも大きな違いは、“広さ”です。機能よりもくつろぎを優先するクラブハウスでも広い空間は非常に重要な要素です。今回は「ザ・クラシックゴルフ倶楽部」のクラブハウスを探訪。

壁での仕切りを極力廃し
シックな雰囲気で落ち着きを

「当倶楽部は、ゆとりある時間、あるいは“粋”をキーワードに1990年に開場した接待型のゴルフ場です。クラブハウスもそのコンセプトを反映したものになっています」(取締役支配人・谷水大佑氏)

画像: 外観

外観

開場当時は1日30組程度を上限に運営していました。時代が移り、当然オペレーション方法も変わってきていますが、「原点は継承している」(谷水支配人)といいます。

フロント前ロビーは吹き抜けで広く、初めて来場したゴルファーは足を踏み入れると非日常感覚が伝わります。

画像: フロント・ロビー

フロント・ロビー

男女ロッカーとも、ロビーを抜けてスタートテラスに向かう階段を数段下がったところの奥にああります。この広いロビーは、朝夕を除くと、昼食時等に2階に上がる時だけ通る。わさわさとした感覚は皆無です。

画像: ロッカーは男女同形。男性340本、女性60本

ロッカーは男女同形。男性340本、女性60本

画像: ロッカー・浴室の手前にあるショップ

ロッカー・浴室の手前にあるショップ

「落ち着いた雰囲気を保つために、スタッフがハウス内を走ることもないように慌てた様子を見せないなど、振る舞い1つにもゆとりを感じていただけるように配慮しています」(谷水支配人)

今回はレストランを中心にテーブルや椅子、そしてカーペットを入れ替え、フロントカウンターやパントリーなどを天然大理石にし、ライトアップを施すリニュールを実施しました。

画像: ゆったり落ち着いているが、コース側は全面ガラスで採光は十分。24卓

ゆったり落ち着いているが、コース側は全面ガラスで採光は十分。24卓

画像: レストランに隣接するラウンジ

レストランに隣接するラウンジ

画像: 6室あるコンペルームはバリエーションがある。200名収容

6室あるコンペルームはバリエーションがある。200名収容

内装は柱や桟などのマホガニーと壁のクリームの色調で、穏やかで落ち着いた雰囲気に統一されています。また、現在倉庫としている部屋をライブラリーミュージアムにする予定もあります。

広い空間はなるべく壁での仕切りを排除し、構造的にはシンプルに、時代に合わせてアートなどの装飾品で変化に対応する考えです。そして、今秋に予定される日本女子オープンなどメジャートーナメントも開催する格式も維持しています。

ザ・クラシックゴルフ倶楽部
所在地:福岡県宮若市倉久
開場:1990年9月
ハウス設計:㈱園・奥田建築事務所
ハウス施工:大成建設㈱
構造:鉄筋コンクリート

ゴルフダイジェストゴルフ場セミナー誌より
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画像: golfdigest-play.jp
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