高重心&全面溝で"キュキュキュッ"と止まる!

その名のとおり、フェースのトウ側を高く設計することで、従来モデルよりも重心位置を高く、フェース中心寄りにした「ハイ・トゥ ウェッジ」。高いスピン性能を実現しながら、打ち出し角を低く抑えたショットを様々なライから打つことができるようになっている。
フルショットやコントロールショット、ピッチ&ランやロブショットなど、グリーン周りで必要になる多彩なショットで高いパフォーマンスを発揮できるシリーズだ。

ローリー・マキロイ

ジェイソン・デイ
ラフからフェースを開いてショットする際には、高いトウの先を含むフェース全面に入ったスコアラインがボールを確実にとらえ、必要なスピンを生み出してくれる。

56~64度はスコアラインがフェースの全面に入っている
さらにハイバウンスのリーディングエッジと多角的なソールは、ヘッドの抜けがよく、ボールにクリーンにコンタクトすることが可能だ。
ハイバウンスでソール幅も広いので、極端に難しいウェッジではないが、お助け機能満載の初心者向けでもない。自分の技術が向上すればするほど、ひとつひとつの機能を実感できるだろう。
使いこむほどに、軟鉄鍛造ボディに銅メッキを施した赤銅色のヘッドが変化して味が出てくるのも魅力のひとつだ。

フェアウェイやバンカーからも抜けが良く、ボールが長くフェースに乗ってくれる

ハイ・トウ設計で重心位置は高めのわずかなヒール寄り

テーラーメイド
ミルグラインド ハイ・トゥ ウェッジ
ロフト:50度~64度
シャフト:ダイナミックゴールドS200、N.S.プロ950H
ヘッド:軟鉄鍛造
長さ(58度):34.75インチ(ダイナミックゴールドS200)
重さ(58度):478グラム(ダイナミックゴールドS200)
週刊GD2018年11月6日号より