2019年レッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞した「クォン教授」と「吉田洋一郎プロ」。今一度、2人が提唱している「地面反力」を活かすスウィングの柱について話してもらった。
画像: 教え子にタイガーの元コーチ、クリス・コモ/クォン教授 ヤン・フー・クォン。テキサス女子大学教授。専門はバイオメカニクス。教え子にタイガーの元コーチ、クリス・コモ

教え子にタイガーの元コーチ、クリス・コモ/クォン教授
ヤン・フー・クォン。テキサス女子大学教授。専門はバイオメカニクス。教え子にタイガーの元コーチ、クリス・コモ

画像: 反力打法のコンサルタント/吉田洋一郎 世界の名だたるコーチのもとを訪れ、最新理論を直接吸収、日々探究するスウィングコンサルタント

反力打法のコンサルタント/吉田洋一郎 
世界の名だたるコーチのもとを訪れ、最新理論を直接吸収、日々探究するスウィングコンサルタント

吉田 先生、ありがたいことに、なんと私たちが今年のレッスン・オブ・ザ・イヤーに選ばれました!

クォン 本当にうれしいね。とくに私のような、研究を生業としている者が、このような賞をいただけるとは思ってもみなかった。でも、科学と実践というのは決して別の世界の話ではない。実践のない科学は机上の空論にすぎないからね。その意味で、ヒロイチローが私の考察をリアルゴルファーに〝翻訳〟してくれていることは、とても理想的な形だと思う。

吉田  私も先生と議論したり、一緒に実験をさせてもらうたびに、目からウロコの新しい発見があって、とても良い刺激を受けています。

クォン 今日は改めて、初めて読む方にもわかるように、この「反力打法」で伝えたいことをお話ししたいと思う。

吉田 「反力打法」という名前から、ちょっと誤解というか、単にインパクトでひざをピンと伸ばすことだけが重要だと考えている人が多い気がします。

クォン うむ。あくまで「反力打法」(Ground-up Swing)というのは、バイオメカニクス(生体力学)に基づいた理想的スウィングのひとつの実例にすぎない。それにひざが伸びるのはあくまで地面をプッシュした結果であって、ひざを伸ばすこと自体が目的ではないことを理解してもらいたい。

吉田  先生が追求するスウィングのキーワードは「力学的効率」でした。

クォン そのとおり。具体的には①有効性(出力を最大化させること)、②効率性(力を無駄なく伝えること)、③安全性(ケガをしにくいこと)の3つが大きなテーマになる。

画像: テーマ1)出力を最大化して高いパフォーマンスを発揮する、テーマ2)より小さな力で、より大きな回転力スピードを生み出す、テーマ3)体への負担が少なく、ケガをしにくい持続可能なスウィング

テーマ1)出力を最大化して高いパフォーマンスを発揮する、テーマ2)より小さな力で、より大きな回転力スピードを生み出す、テーマ3)体への負担が少なく、ケガをしにくい持続可能なスウィング

吉田  つまり、いかに力を使わずに、高いスピードを生み出すか。それは結果として体への負担が少ないスウィングであると。

クォン イエス。そのためのひとつの方策が、地面反力を利用すること。体の内側の力=内力ではなく、外側の力=外力を活用することで、効率よく、高い出力を得られるというわけだ。

吉田  地面反力だけでなく、よく登場する「キネティックチェーン」(運動連鎖)という概念も、効率の良いスウィングのための重要なポイントですよね。

クォン いかにも。そして「効率の良さ」がテーマだからこそ、反力打法はプロ・アマ問わずすべてのゴルファーにとって有益なんだ。

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週刊GD4月23日号より

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