グラファイトデザインにオーダーした
ゴルフダイジェスト限定色のアライメントスティック「GDスティック」
鮮やかなブルーに、グラファイトデザイン製とひとめで分かるストライプ柄。
「GDスティック」(ゴルフダイジェスト特別色のアライメントスティック)は、本体がガラス繊維強化プラスチック製で、振るとカーボン製のシャフトのようにしなります。
グラファイトデザインのロゴ入りカバーも付属しており、キャディバッグに挿しておけば、風格満点の仕上がりです。
通常サイズのスティックと、
ひと回り細く短いスティックの2本セットのアライメントスティック
GDスティックがおすすめなのは、見た目や質感だけでなく、太さと長さの異なる2本がセットになっている点。
長いスティックは、一般的なアライメントスティックのサイズで全長1168mmで直径が8mm。
短いスティックは、全長1002mmで直径が5mm。実際に手に持つとかなり細く感じます。
この細く短いスティックが練習の幅を広げてくれるんです。
では実際にどう使えばいいの?
みんなのゴルフダイジェスト・中村修プロに、初めてアライメントスティックを使うゴルファーにオススメの練習法を聞きました。
使い方①
まずは基本の"き"
ボール位置をチェック!
ナイスショットの準備として、アドレスが大切なのは言うまでもありませんが、知らず知らずボール位置がズレていることがあります。
ミスショットの原因がスウィングではなく、ボール位置やスタンスにあることは意外と多いです。
オープンスタンスやクローズスタンスで構える方、つま先を開いて構える方は、自分の目では体の中心に見えても、意外と中心にボールがないことがあります。
最近当たりが悪いなと思ったら、アライメントスティックを十字に置いて、ボール位置を確かめてみましょう。
調子が良かったときの位置を覚えておけば、より修正しやすくなりますよ。
使い方②
インサイドアウトからボールにアタックできている?
スウィング軌道の確認に
つづいてはスウィング軌道のチェックと修正方法です。
下の写真のようにインサイドアウトのスウィング軌道をイメージして、スティックを斜めに置きます。
あとはスティックの向きを意識してスウィングするだけでOK。
スライスが出る方はアウトサイドインのカット軌道になっていることが多いので、スライスの矯正にもおすすめです。
使い方③
手打ちの矯正・アプローチの練習に
「GDスティック」は、地面に置くだけでなく手に持って使うのもオススメ。
特に細いスティックは握りやすく、違和感が少ないです。
ご自分のクラブ(ショートアイアンがおすすめ)と一緒に「GDスティック」を握りますが、このとき、下の写真くらいスティックを長く余らせるのがポイント。
このまま、スティックが体(左脇)に当たらないようにスウィングします。フルスウィングではなくハーフスウィングでかまいません。
手先ではなく体を使ってスウィングする感覚が掴めるはずです。もちろん実際にボールを打ってもOK。
スティックが左脇に当たったら失敗。と、良し悪しが分かりやすいのがいいですね。
さらに、付属のカバーを左脇にはさむのもオススメ。
脇がしまって、より体でスウィングする感覚が養えます。この練習はアプローチの上達にも効果的ですよ。
使い方④
肘にスティックをのせて、
テークバックの位置を確認
テークバックでクラブの上げ方に悩んでいる方にオススメなのがこちらの練習法。
下の写真のようにテークバックで左手が地面と平行くらいのところで、両腕にスティックを乗せてみましょう。
水平にバランスよくスティックが置ければいいポジション。
そのままスティックが落ちないように下半身を先行させながらゆっくりクラブを下ろしていくと、いまどきの「飛ばせるポジション」が体感できます。
使い方⑤
飛距離アップにはコレ。
全力で振ればヘッドスピードが即UP!
即効性抜群の飛距離アップ方法が、太いほうのスティックを「全速力で振る」です。
GDスティックは軽く、適度にしなってくれるので、実際のクラブより細いですが思い切り振ることができます。
ポイントは、とにかく「速く」振ること。大きく甲高い風切り音がするのが理想的。スウィングの細かいことは全部忘れてかまいません、全力で振りましょう。
脳と体にこれくらい速く振るんだぞとインプットすることで、即座にヘッドスピードを上げることができます。
最近振れてないなと感じたら、ぜひトライしてみてください。効果てきめんですよ。
練習法⑥
インパクトで止めて、
逆しなりを体感。
強く叩けるスウィング作りに!
もうひとつ飛距離アップに効果的なのが、インパクト直後で止める練習です。
スリークオーターくらいのポジションから全力でスティックを振り、インパクトで止めてください。
インパクトで止めることで、飛距離アップに欠かせないシャフトの「逆しなり」を体感することができますが、軽いとはいえ全力で振ったスティックを止めるには腹筋など体幹をしっかり使う必要があります。
しっかりボールを叩きにいくつもりで、ビュンと音がするくらい振って、インパクトで止める。これを繰り返すことで、自然と体の使い方や力の出し方が身に付きます。
何度かスティックを振ったら、実際のクラブで同じようにボールを打ってみましょう。
より強くボールを叩けるようになっているはずです。
他にも
ベルトループに通したり、
使い方はいろいろ
ベルト通しにスティックを通して、上下の捻転差を確認するなど、スティックの使い方は他にもいろいろ。1セット持っていれば、きっと役立つ使い方が見つかるはず。ぜひ自分に合った使い方を見つけてください。