三浦技研×コンポジットテクノ
「ファイアーエクスプレスCFI-191」
![画像: 「ファイアーエクスプレスCFI-191」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2021/05/21/3c6750dc5e057d4b21a212c665ee8bfb41fb071e_xlarge.jpg)
「ファイアーエクスプレスCFI-191」
今回ご紹介する「ファイアーエクスプレスCFI-191」は、シャフトメーカー「コンポジットテクノ」がシャフトメーカーの目線でオリジナルヘッドの製作を三浦技研に依頼。
全国の工房で人気のカーボンシャフト「ファイアーエクスプレス」に装着した特別仕様モデルです。
「三浦技研×コンポジットテクノ」
見た目は精悍で、打てばボールが上がりやすい。三浦技研のヘッドにカーボンシャフトという斬新な組み合わせです。
三浦技研にオーダーした
専用設計の軟鉄鍛造ヘッド
![画像: アイアンセットは、5番から9番アイアン、PW、50度までの7本](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2021/05/21/fbee3cb833e8301df50e9d865b0f69b437adf7f0_xlarge.jpg)
アイアンセットは、5番から9番アイアン、PW、50度までの7本
「コンポジットテクノ」が「三浦技研」にオーダーした専用ヘッドがこちら。「Fire Express」のロゴが目を引きます。
オーソドックスなフェース形状で方向が合わせやすく、ややコンパクトなヘッドサイズは中上級者が求める操作性も抜群。
ソールは、各番手ごとに必要なバウンスを残しつつ、リーディングエッジとトレーリングエッジを適度に削った、様々なライで安定したショットができる仕様です。
![画像: 低重心でボールの上がりやすいキャビティ構造](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2021/05/21/730ef61e3d1af8d4c32fde123004bf456e863c6d_xlarge.jpg)
低重心でボールの上がりやすいキャビティ構造
ヘッド重量や細かい部分にもこだわった、まさに三浦技研ならではのヘッド。
全国の工房から支持を集める
コンポジットテクノ「ファイアーエクスプレス」シャフト
![画像: ファイアーエクスプレスCFI-191 90 TS](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2021/05/21/2fa9141d6303dff49f8e50d56688b0581b73521e.jpg)
ファイアーエクスプレスCFI-191 90 TS
コンポジットテクノの「ファイアーエクスプレス」は、全国の工房で目利きの店主たちに選ばれてきたシャフト。
今回のアイアンセットには、このセットのために設計した90グラム台のカーボンシャフト「ファイアーエクスプレスCFI-191」の「90 TS」が装着されています。
このシャフトは、5~7番アイアン用は95g、8番~50度は98gと、クラブが短くなるにつれ重く、バット径も短くなるにつれ太くなる(15.8~16.0㎜)フロー設計を採用しているのが特長。
![画像: シャフトは、番手が短くなるにつれ重く、バット径が太くなるフロー設計を採用](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2021/05/21/065914fe3d2bcff2ba7ec7ba6dfcf1ed729c7ca8_xlarge.jpg)
シャフトは、番手が短くなるにつれ重く、バット径が太くなるフロー設計を採用
ロフトが少ない番手は打出し角を高めることで高弾道を得られ、ショートアイアンは抑えたショットが打ちやすい、実戦での使いやすさを考えた設計です。
クラブの特性に合わせた設計の自由度はカーボンシャフトならでは。
全体としては、手元剛性を抑えた中元調子で、切り返しのタイミングが取りやすく、ヘッドが走りすぎず、ボールコントロールしやすいのが特長です。
ヘッドスピードはどれくらい必要?
みんなのゴルフダイジェスト・中村修プロが試打テスト
今回試打したのは「ファイアーエクスプレスCFI-191」。コンポジットテクノのカーボンシャフト「ファイアーエクスプレス」に、三浦技研のヘッドが付いたモデルです。
試打したのは5番アイアン。
![画像1: 5番アイアン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2021/05/21/4246a5d95e81064661b1d0139b5d9b435885ddda_xlarge.jpg)
5番アイアン
ヘッドを見てみると、キャビティで凹部が2段になっており、少しやさしさを感じます。
構えた感じは、三浦技研ならではのすっきりしたいい顔。ヘッドはコンパクトですが小さすぎず安心感のある大きさです。
![画像2: 5番アイアン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2021/05/21/972c7561742fd02a505ca313d92ed9a25b701a5d.jpg)
5番アイアン
ピンまで180ヤードちょっとのフェアウェイから打ってみましたが、ボールの上がりやすさだけでなく、抜けがとてもいいです。
リーディングエッジとトレーリングエッジに削りが入っているので、実際に当たるバウンスが見た目より狭いのでしょう。これならラフからでもしっかり抜けてくれそうです。
芯に当たった感触も分かりやすく、打感の軟らかさはさすが三浦技研の軟鉄鍛造ですね。
![画像: 試打はみんなのゴルフダイジェスト・中村修プロ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2021/05/21/3c6f011b18464f9cc2ac8e6fc7624677433b78b3_xlarge.jpg)
試打はみんなのゴルフダイジェスト・中村修プロ
やや上から入ってもしっかり抜けて、ボールを上げてくれます。キャビティ構造であることと、ネックが少し短いことで、低重心の設計になっているからでしょう。
中元調子のシャフトは、ワッグルしてみると多少手元側が動くかなという印象。タイミングも取りやすいです。
![画像: 強い弾道で高く上がっていくボール。インパクトの音もいい](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2021/05/21/a0eef62d80e416e49c2b3b74ec5f25eaf18e8d12_xlarge.jpg)
強い弾道で高く上がっていくボール。インパクトの音もいい
しなりは感じますが、インパクトでブレるような感覚はなく、頼りなさはまったくありません。シャープに振り抜けるシャフトとヘッドの組み合わせですね。
振った印象もスチールシャフトと大きく変わりませんし、いま90~100グラムほどのスチールシャフトを使っている方はスムーズに移行できると思います。
ドライバーのヘッドスピードが43~47m/sくらいの方が対象になりそうです。
カーボンシャフトのメリットは、ボールを上がりやすいこと。5番、6番アイアンで最近ボールが上がらないなと感じている方には特におすすめです。
カーボンシャフトは衝撃を吸収してくれるので、肘や肩への負担が少ないのもメリットです。
【ファイアーエクスプレスCFI-191クラブスペック】
ヘッド素材・製法:S25C(軟鉄鍛造)
仕上げ:ニッケルクロムサテン
ロフト:5番(25度)・6番(28度)・7番(32度)・8番(36度)・9番(40度)・PW(45度)・50(50度)
ライ角:5番(60.5度)・6番(61度)・7番(61.5度)・8番(62度)・9番(62.5度)・PW(63度)・50(63度)
シャフト:ファイアーエクスプレスCFI-191 90 TS
シャフト重量:5~7番(95g)・8番~50°(98g)
キックポイント:中元
グリップ:イオミックBlack ARMOR Stickyエボリューション1.8 バックライン有(48g M60)