ウッドからの流れがしっかり作れる
「小さなウッド(リルウッド)」という名のユーティリティ
今回ご紹介するのはAデザインのユーティリティ「Aグラインド リルウッド」。ロフト20.5度、23度、25.5度の3本です。
「小さなウッド」という名のとおり、
ロフト20.5度は7番(3UT相当)。
ロフト23度は9番(4UT相当)。
ロフト25.5度は11番(5UT相当)と、
フェアウェイウッドの番手に準じた表記となっています。
なぜウッドの番手表示なのか?それはユーティリティでありながら、フェアウェイウッドをそのまま小さくしたような形状によるものだそう。
ヘッドは小ぶりですが、ボールが上がりそうに見え、目標に対してスクエアに構えやすい、とても美しいヘッドです。
Aデザインは男子プロのツアー会場でもサポートを行っている神戸のクラブメーカー。
実際にAデザインのクラブを使っているプロに話を聞くと、見た目の良さ(構えやすさ)、コントロール性能の高さが、Aデザインのクラブを選ぶ理由だと言います。
ボールが上がりやすく、上下の打点ブレに強い
鍛造CNC加工の高精度フェース&鋳造ボディ
ヘッド素材はフェースが455ステンレス(鍛造CNC加工)で、ボディが450ステンレス(精密鋳造)。
精密な機械加工で成形されたフェースは程よい弾き感があり、上下の打点ブレにも強いのが特長。
フェアウェイウッドのボールの上がりやすさと、ユーティリティのコントロール性能をミックスしたシャローフェイス+ラウンドソール形状です。
推奨ヘッドスピードは40m/s前後
軽量シャフトで定評のある「BASSARA(バサラ)」を装着
シャフトは、三菱ケミカルの「BASSARA(バサラ)」のハイブリッド用モデル。
多くのゴルファーにとって軽く振りやすいモデルに仕上げるために、55gのRシャフトが採用されています。
軽量シャフトで定評のある「BASSARA(バサラ)」は、しなり戻りが大きく、しなりを感じながら振るだけでボールを高く上げてくるシャフトです。
通常は赤を基調としたデザインですが、ヘッドに合わせて特別に黒色の「BASSARA(バサラ)」を装着した特別仕様となっています。
みんなのゴルフダイジェスト
中村修プロがコースで試打!
男子プロも使っているAデザインのユーティリティ「Aグラインド リルウッド」。
番手の表記は7番・9番・11番となっていますが、ロフト的にはそれぞれ3UT・4UT・5UT相当でしょうか。
シャフトが55g台のRなので、ドライバーのヘッドスピード40m/s前後を意識して打ってみました。
まずは20.5の7番。
ヘッドスピード38.6m/sで飛距離はおよそ185ヤード。ヘッドはコンパクトですが、ボールがとてもよく上がりますね。
シャフトがしっかり仕事をすることでボールを上げて、前に飛ばしてくれます。
弾き感のありシャキッとした打感も鍛造フェースならではで好印象です。
続いて23度の9番。
ヘッドスピード36m/sで飛距離は170~175ヤードほど。ロフトがあるので7番よりさらに高くボールが上がります。
ラウンド形状のソールの効果で抜けも非常にいいです。抜けがいいので地面に当たったときにフェースが開いたり閉じたりといったミスも出にくいですね。
ラフからも打ってみましたが、やはり抜けは抜群で芯に当たりやすいですね。飛距離もしっかり出てくれます。
最後が25.5度の11番。
ヘッドスピード35.9m/sで飛距離は165ヤードくらい。
これは高さもかなりでて、グリーンでしっかり止めることができますね。ピンポイントで狙えるクラブですね。
シャフトはロフトが増えるに従って、0.5インチずつ短くなっていますが、3本すべてシャフトがしっかり仕事をしてくれるのが印象的で。どれも見た目よりずっとやさしいです。
アイアンからの流れ、ウッドからの流れ、そのどちらから見ても構えやすく打ちやすい仕上がりになっているのではないでしょうか。
フェアウェイウッドのエッセンスを詰め込んだAデザインのユーティリティ「Aグラインド リルウッド」。あなたの頼れる相棒になるかもしれませんよ!
A DESIGN GOLF
Aグラインド リルウッド
番手7 :ロフト20.5° /長さ40.5インチ/ライ角59.5度/重量 330g/バランスC8
番手9: ロフト23° /長さ40インチ/ ライ角60度/重量 334g /バランスC8
番手11 :ロフト25.5° /長さ39.5インチ/ ライ角60.5度/重量338g/バランスC8
シャフト:フレックスR/重量54g /キックポイント中