メンバーライフを楽しみたい。メンバーフィでお得にプレーしたい。それは会員権を購入する主な動機だが、別の視点から注目したいのが「提携コースの有無」。提携とは、Aというゴルフ場の会員権を購入したら、Aが提携しているBやCのゴルフ場が優待価格でラウンドできるというもの。ネット予約不可の有名コースと提携しているゴルフ場だって存在する。ひと粒で二度も三度もおいしい会員権情報。今回は関東地方どうしの提携コースをピックアップ。

会員権を検討するなら「提携コース」の有無もチェック

「会員権購入を検討する時に、どんな『提携コース』があるかをチェックすることは、見過ごされがちだが大切なポイントです」と言う、ゴルフダイジェスト会員権サービス部の源川さんに聞きました。

「例えば、大洗GCや大利根CCが提携する湘南CCや那須GCは、会員権が市場に出ません、または市場に出るのが非常に稀なコースです」

「メンバー同伴以外ではプレーすることが難しく、ネットで予約もできません。そういったコースと提携しているゴルフ場は、会員権市場で高い評価を受けています」(源川)

続いて、お薦めのメンバーシップコースを挙げてもらいました。

【関東→関東】お薦めする3コース

【大洗ゴルフ倶楽部(茨城)】井上誠一設計の傑作シーサイド

画像: 大洗GCは、大洗海岸から吹きつける風と、空高く伸びる黒松に囲まれたシーサイドコース

大洗GCは、大洗海岸から吹きつける風と、空高く伸びる黒松に囲まれたシーサイドコース

もともと、防風防砂林として生えていた松の木をハザードとして利用し、フェアウェイバンカーを必要最小限にとどめた、自然との調和をテーマに設計された日本有数の難コース。

コース設計家・井上誠一は予定地を視察した際、「うねる砂丘と松林、ここは夢の国だ!」と絶賛したという逸話が残ります。

提携コース 湘南カントリークラブ(神奈川) 那須ゴルフ倶楽部(栃木)

画像: 【湘南カントリー倶楽部】都心から好アクセスの丘陵コース 公式ホームページはこちら

【湘南カントリー倶楽部】都心から好アクセスの丘陵コース
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画像: 【那須ゴルフ倶楽部】井上誠一設計の手造り。会員権譲渡は現在していない 公式ホームページはこちら

【那須ゴルフ倶楽部】井上誠一設計の手造り。会員権譲渡は現在していない
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大洗ゴルフ倶楽部
茨城県東茨城郡大洗町磯浜8231-1
18H・7190Y・P72
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【会員権情報】
正会員 255万円
名変料 100万円
追加預託金 15万円
総額 370万円

【大利根カントリークラブ(茨城)】松林が美しく戦略的な林間36ホール

画像: 大利根CC17番 435Y P4 池越えでゆるやかに左へカーブしていく

大利根CC17番 435Y P4 池越えでゆるやかに左へカーブしていく

東コース、西コースからなる36ホール。ホールが松林でセパレートされ、池とバンカー、そして随所に立ちはだかる松の木が戦略性を高めています。高低差はわずか3メートルですが、まったく飽きのこないレイアウト、日本のゴルフ場らしい上質な林間コース。

1972年には「日本オープン(東コース)」の、2010年には「日本女子オープン(東)」の舞台とななりました。

提携コース 湘南カントリークラブ(神奈川)那須ゴルフ倶楽部(栃木)龍ヶ崎カントリー倶楽部(茨城)

画像: 【龍ヶ崎カントリー倶楽部】2グリーンの名作と言われる、こちらも井上誠一設計 公式ホームページはこちら

【龍ヶ崎カントリー倶楽部】2グリーンの名作と言われる、こちらも井上誠一設計
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大利根カントリークラブ
茨城県坂東市下出島10
東コース:18H・7024Y・P72(ホワイトグリーン)
西コース:18H・7065Y・P72(ホワイトグリーン)
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【会員権情報】
正会員 450万円
名変料 300万円
追加預託金 100万円
総額 850万円

【日光カンツリー倶楽部(栃木)】赤松の枝が立体ハザードとなる難コース

画像: 元々は河床だった場所に造られた。人の感覚では察知できない「2%」の傾斜が付いている

元々は河床だった場所に造られた。人の感覚では察知できない「2%」の傾斜が付いている

日光CCは昭和30年開場。全体的にフラットながら、赤松の張り出した枝が攻略を難しくさせる、井上誠一設計コースの初期の名作のひとつ。クラブハウスに続く、宿泊ロッジがあって、東京在住メンバーも多数在籍します。

提携コースが多いのも特徴のひとつ。日光のメンバーライフを愉しみながら、神奈川など近郊のコースもプレーできます。

提携コース 平塚富士見CC(神奈川)湘南CC(神奈川) 那須GC(栃木) 小山GC(栃木) 飯能GC(埼玉) 湯河原CC(神奈川)

画像: 【平塚富士見カントリークラブ】西に富士山、南に太平洋を望む36ホール 公式ホームページはこちら

【平塚富士見カントリークラブ】西に富士山、南に太平洋を望む36ホール
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日光カンツリー倶楽部
栃木県日光市所野 2833
18H・7061Y・P72
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【会員権情報】
正会員 35万円
名変料 200万円
追加預託金 なし
総額 235万円

提携先コースの予約は、メンバーではなくコースがするのが慣例

提携コースでは優待価格でプレーできますが、「いくらなのか」を公表していないコースがほとんどです。

「プレー料金が『優待料金』や『特別料金』といった表記になっているのは、季節に応じた料金変動だけでなく、提携先のコースのメンバーにも配慮しているからです」(源川)

「実際にプレーを望む場合は、予約はメンバーが直接コースに連絡を入れるのではなく、コースが提携先のコースに連絡を入れ、予約を取るのが慣例です」

名コースの会員になれるだけでなく、別の名コースでもプレーを楽しむことができる。会員権購入を検討する際には、ぜひ、提携コースに注目していきましょう。

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週刊GD2019年2月19日号より

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