コース設計家・井上誠一研究の第4回。大型重機が登場した1960年代。谷を埋める、土を盛り上げる、池を造成するなど、手造りの時代には不可能だったことが可能になっていった。また、1962年に井上は、60日に及んだ欧米視察旅行を経験。米国のオーガスタナショナル、パインハーストはじめ、スコットランドのセントアンドリュース、カーヌスティ、ミュアフィールドといった、世界の名コースをつぶさに観察。井上らしさはそのままに、作風に現れた変化とは……
画像: 井上誠一 1908年、東京出身。英国人C・H・アリソンが東京GC朝霞C設計で来日の際、現場で影響を受けコース設計の道へ。その後、50年以上に渡り、国内44、海外2コースを設計。168センチで細身。スウィングにも美しさを求めHC7までいく。1981年逝去

井上誠一
1908年、東京出身。英国人C・H・アリソンが東京GC朝霞C設計で来日の際、現場で影響を受けコース設計の道へ。その後、50年以上に渡り、国内44、海外2コースを設計。168センチで細身。スウィングにも美しさを求めHC7までいく。1981年逝去

画像: 【コース設計家・井上誠一④】大型重機の登場と世界視察でワールドクラスのデザインへ。"世界基準期"の8コース

世界へコース視察旅行。井上自身が撮影

井上誠一"世界基準期"の特徴といば、重機を用いて地形を造り直すようになったこと。「あるがままの自然をいかす」井上らしさを随所に残しながら、のびのびとしたフラットなホールなど、それまでにはなかった設計が見られるようになった。

「世界基準期」には12コース、そのうちメンバーシップは10コース

コース名相場名変開場年齢
湘南譲不196153
茨木譲不196153
よみうりパブ196153
戸塚16001300196254
フィリ196254
赤倉150196355
東京よみ950800196456
春日井125200196456
天城高原6030196557
室蘭2030196557
伊勢5050196557
指宿16520196860
相場・名変預託の単位は万円(会員権・名変料は税別) 
※名変料には預託金が含まれるゴルフ場があります
※よみうりは、現・よみうりゴルフ倶楽部。
現在は法人専用の会員制コースとなっている
※東京よみは、東京よみうり
※フィリはフィリピナス
(全データはH31.2月現在)

【ゴルフダイジェスト会員権サービスのおすすめポイント】
戸塚:安定経営で相場の値崩れがしにくい
東京よみうり:都心のコースでアクセス良く、経営は読売グループで人気。カート導入で需要も増える。

「世界基準期」12コースのうち、現在譲渡不可となっている湘南と茨木、パブリックのよみうり、フィリピンを除いた8コースの「井上概論」を記述。

戸塚カントリー倶楽部・西コース(神奈川)

ブル30台の大工事の末に生まれたチャンピオンコース

コース用地は昔から「クジュウクヤト(九十九谷戸)」と呼ばれるほど、丘と丘に挟まれた谷筋の多い地形だった。

大きな谷戸に小さな谷戸が入り組み、高低差は30メートルもあった。設計を依頼された井上誠一は、粘土質の沖積層をみて「こりゃダメだ」と言った。

30台以上の大型ブルドーザーを導入しての大工事。動かした土量は、先に完成した東コース(設計、間野貞吉)が100万リューべに対して、井上の西コースは270万リューべ。

ゴルフ場造成が機械化される先駆となった。用地面積、地形から27ホールを助言した井上だったが、7041ヤード、パー72の日本を代表するチャンピオンコースを誕生させて見せた。

井上は、「個々に何番がどうのの批評もあると思いますが、コース全体の調和はまあまあ保たれていると自信をもっています」と語った。

戸塚カントリー倶楽部
36H・13689Y・P144
神奈川県横浜市旭区大池町26
TEL.045-351-1241
公式ホームページはこちら

会員権相場 1600万円
名義変更・預託 1300万円

赤倉ゴルフコース(新潟)

オリジナルは6ホールだが、北信越で唯一の井上誠一設計コース

妙高山の中腹、標高1000メートルに建つ「赤倉観光ホテル」は、川奈ホテル、上高地帝国ホテル、ホテルオークラを創業した大倉喜七郎によって1937年に誕生した。赤倉ゴルフコースは1963年、9ホール、3232ヤード、パー36で開業。設計は大成建設が行った。

オープン当初の1番は、ホテルの目の前からスキーゲレンデを打ち下ろす豪快なパー5だった。1971年、井上誠一設計で9ホールが追加され、既存の9ホールも改造され18ホールのコースとなった。しかし、1978年に発生した土石流により12ホールが消滅。復旧工事は井上設計の多くを手掛けた大成建設の岡田和男や、開場当時の造成スタッフが参加し行われた。

原設計のまま残ったのは、クラブハウスから最も離れた南側の4番、5番、6番、7番、14番、15番の6ホールのみ。復旧後の赤倉を井上誠一作品とすることに一部異論を唱える声もあるが、「自然の地形を極力残し、むやみにバンカーなどで区切ったりしてはいけない。コースの法面をやむを得ず造成する場合は、女性の体の線を描くようにしなさい」と言った井上の設計スタイルが踏襲された。

赤倉ゴルフコースは、カヌチャGC(沖縄)、烏山城CC(栃木)、龍ヶ崎CC(茨城)、マレーシア最古、アジアで2番目の伝統を持つ世界屈指の名門、ロイヤルセランゴールGC(1893年開場)とレシプロカル契約を結び、双方の会員が予約権と割引プレー料金で利用できるようになっている。

赤倉ゴルフコース
18H・5189Y・P72
新潟県妙高市田切216
TEL.0255-87-2502
公式ホームページはこちら

特別正会員追加募集 150万円

東京よみうりカントリークラブ(東京)

2度の変更で誕生した名物18番パー3

「読売中興の祖」と呼ばれる正力松太郎(1885-1969)は、「国際的チャンピオンコースを造る」
計画をよみうりランド構想に書き加えた。多摩丘陵の狩猟地の一角、造成のために200万リューベの土を動かした。設計は1961年に開場した「読売パブリック」(現よみうりGC)と同じ、井上誠一。造成は大成建設となった。

着工から4年、1964年に開場すると、「ゴルフ日本シリーズ」が関西から移され、1966年には第14回カナダカップ、その後、ワールドレディスや、世界4ブロックの賞金ランク上位6人が集結した世界選手権など国際大会が数多く開かれた。

コースは井上誠一設計の「世界基準期」らしく、「自然の地形を生かそうという施主の意見もあり、
少々アンジュレーションのきついホールもありますが、全体的に雄大で国際的なトーナメントのできる格調高いゴルフ場が完成しました」と自らが語っている。

しかし、トーナメントの開催で、東京よみうりは「魅せるゴルフ場」へと変わっていった。現在、「日本シリーズ」の名物18番パー3は、プロでも乗せるのがやっとの224ヤードの距離に加え、3パット多発の傾斜7パーセントのグリーンスロープ、そしてその勝負の行方を見届けるための3000人を収容する野外スタンドを備えたスタジアムホールとして、広く知られようになる。

画像: 18番ホール(224ヤード、パー3)プロでも難しい日本シリーズの名物ホール

18番ホール(224ヤード、パー3)プロでも難しい日本シリーズの名物ホール

ところが、この現18番は井上の原設計では16番パー3。18番は現在の11番パー5がフィニッシングホ
ールの設定だった。クラブハウスが現在の位置に建てられたことで、ホールナンバーが変わり、しかもトーナメント開催時はアウト、インを臨時で入れ替え、その後常態化し、現在の18番が名物ホールとなる経緯がある。

井上の考えでは、例外はあるもののクラブハウスは北側に建て、最終ホールの「西日障害」を嫌った。東京よみうりの現18番は西に向かう。ギャラリーからは選手も打球も追いやすい。狙いか、偶然か、結果的には「魅せる演出」要素となっているが、井上はアウトとインの入れ替え後、コースに姿を見せなくなったという。

東京よみうりカントリークラブ
18H・7024Y・P72
東京都稲城市坂浜685
TEL.044-966-8800
公式ホームページはこちら

会員権相場 950万円
名義変更・預託 800万円

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春日井カントリークラブ(愛知)

東コースは井上誠一の真骨頂「成熟した女性」

中部地区にある井上誠一設計の5コース(愛知、桑名、伊勢、春日井、南山)は、中部ゴルフ連盟の初代会長であり、中部ゴルフ界の「生みの親、育ての親」である佐々部晩穂(くれお/1893年3月26‐1979年1月23日)の要請で実現した。そのひとつ、春日井カントリークラブは1964年、井上誠一設計「25番目」のコースとして誕生した。

用地は「春日井のチベット」と呼ばれる春日井市の北端。かつて山火事があった場所で木が焼失していたことや、地形がかなり急峻な山坂であったことから、「まず山を削るだけで2年を費やした」という。

当時としては最大の440万リューベという大量の土を動かし、一面砂漠のようだった。「東コースはフェアウェイやグリーンにアンジュレーションをもたし、西コースは若干のアップダウンも免れるが、グリーンは比較的楽しめるよう心掛けて設計した」と井上は語る。

さらに、佐々部晩穂のモットー「愛されるコースの造成に思う存分のわがままを通していただき、思い出深いコースであります」と付け加えた。

画像: 東コース18番ホール(407ヤード、パー4)ティショットは右サイドの池に注意。セカンドからは微妙な打ち上げに

東コース18番ホール(407ヤード、パー4)ティショットは右サイドの池に注意。セカンドからは微妙な打ち上げに

トーナメント開催を視野に計画、設計された春日井カントリークラブ36ホールは、1969年に「日本プロ」、1975年に「日本オープン」が東コースで開催され、1980年には西コースで「日本女子オープン」が、2000年には東コースで「日本シニアオープン」が開催され、日本のナショナルオープン3試合の開催実績を誇る。中京テレビ・ブリヂストンレディースを1983年の第1回から17年間(1999年まで)毎年開催したことで、中部を代表するトーナメントコースとして、知名度を上げた。

中部ゴルフ連盟の初代会長であり、育ての親でもある佐々部晩穂の功績と遺徳を偲んで始まった佐々部杯。1979年に第1回を開催以来、所縁のある6倶楽部(名古屋GC、桑名CC、三好CC、春日井CC、荘川高原CC、南山CC)を会場に行われている。

春日井カントリークラブ
36H・13786Y・P144
愛知県春日井市西尾町1071
TEL.0568-88-0555
公式ホームページはこちら

会員権相場 125万円
名義変更・預託 200万円

天城高原ゴルフコース(静岡)

天城高原こそ、井上誠一が絶賛したゴルフ場適地

「世界中の名のあるコースを見てまわりましたが、天城高原ほど立地条件に恵まれたところは何処にも見当たらなかった。そう申しても過言ではないと思います。40万坪の大自然の中にゆったりと展開される18ホール、6780ヤードのコースは30数年にわたる私の体験と見聞の集大成と言いうるでしょう」と井上誠一は語った。

1962年、井上誠一54歳のとき、欧米の名コース視察に出かけ、米国ではパインバレー、オーガスタ、ぺブルビーチ……。英国ではセントアンドリュース、カーヌスティなどを見てまわった。

画像: 18番ホール(415ヤード、パー4)打ち下ろしのミドル。ティーショットはバンカーの右狙い。2打目も打ち下ろしになるので距離感に注意

18番ホール(415ヤード、パー4)打ち下ろしのミドル。ティーショットはバンカーの右狙い。2打目も打ち下ろしになるので距離感に注意

標高1100メートルに立地する天城高原ゴルフコースは、天空に描いた井上ワールドの集大成。4番174ヤード、パー3は遠く伊豆大島を望む雄大な谷越えのホール。左右のバンカーの造形は仏像の手のひらにヒントを得てデザインされた井上誠一美学を代表するパー3ホールだ。

天城高原ゴルフコース
18H・6778Y・P72
静岡県伊豆市菅引638-83
TEL.0557-29-1133
公式ホームページはこちら

会員権相場 60万円
名義変更・預託 30万円

室蘭ゴルフ倶楽部・白鳥コース(北海道)

井上が太鼓判。「此のコースは必ず日本有数の名コースとなりましょう」

基本設計・井上誠一、デザイン・萩原英一、施工・大成建設。室蘭ゴルフ倶楽部は、異例の体制で新コース建設に着手した。小樽、函館に次ぐ北海道で3番目のゴルフ倶楽部として、1929年に室蘭GCはイタンキGCの名称で発足する。

日本で最もスコットランドのコースに近いリンクスコースと言われていた。室蘭湾外、地球岬に近いイタンキ浜の放牧地に完成した3072ヤード、パー36。1番ホールは太平洋を見ながら豪快に打ち下ろすホールで、スコットランドの名コース、ノースベリックを彷彿させるものだった。設計は井上誠一となっているが、実際は霞ヶ関CCの藤田欽哉と井上誠一の徹底指導のもと、日本製鋼所の萩原英一が造ったものだった。

戦後18ホールに拡張されたが1961年、室蘭市から移転の要請。35年の歴史を閉じることとなる。新コースは室蘭湾を一望できる柏の樹林の生える緩やかな丘陵地。基本設計は井上誠一、詳細設計は萩原英一に任された。

井上の書簡では、「完成した白鳥コースを拝し、基本的なレイアウトに欠陥はなかったと大変安心しました。全体的な調子は計画段階で考えていたよりも遥かに素晴らしく、近代的戦略型タイプのゴルフコースとしての素質、仕上がり状態に多分の満足感を味わいました」と記している。

基本設計にあたり井上は、「自然の地形をなるべくそのまま利用し、バンカーなどの人工障害物を少なくした」。さらに萩原に宛てた書簡には「バンカー数を増やしたいとのご意見がありました。コースをさらに締める方針は結構に存じます。ただいわゆるミスショットを止めるバンカーなどを作ってコースの風格を失わないように」とチクリと述べている。

室蘭GC白鳥コースのバンカーは通常の約半分の「34個」。1ホールにバンカーが「ひとつ」というホールが6ホールもある。それでも6825ヤード、パー72の白鳥コースは、コースレート「73.1」、スロープレート「134」を誇る。「プレーヤーの腕が上がったら、芝草で加減すればいいはずです」と井上が助言した通り、2001年に日本女子オープンでは、優勝スコアが14オーバーというセッティングとなった。

室蘭ゴルフ倶楽部
18H・6825Y・P72
北海道室蘭市崎守町293-1
TEL.0143-59-4641
公式ホームページはこちら

会員権相場 20万円
名義変更・預託 30万円

伊勢カントリークラブ(三重)

原設計が今なお守られている渾身の18ホール

「中部地区で私が設計を委託されました、愛知東山、桑名、春日井、に引続いて今度『伊勢』がお仲間に加えて頂くわけですが、どうか上記4コース同様可愛がり、育んでやって頂きますようお願い申しあげます」と昭和40年作成のパンフレットで語っている。

その後、南山CCが加わり5コースとなるが、これらすべての計画に関係するのが中部日本放送初代社長の佐々部晩穂だった。佐々部は初代中部ゴルフ連盟会長を務めた中部財界の中心人物。井上の信頼も大きかった。

井上誠一は契約の際、「プランニング、デザインに対して、何も言わない」という一項を必ず入れた。すべてを任せてくれることが条件だった。

佐々部の紹介で、伊勢CCの設計を井上は承諾。3カ所の候補地から選んだのは、神取山を後ろに、伊勢湾を見渡すことのできる緩やかな丘陵地。「この地は、方位、地形、環境、土質など、立地条件をすべて満たした場所。光栄である」と述べている。

「コースは、各ホールが変化に富み、打ち上げ、打ち下ろし、尾根通り、谷通り、森のコース、池のコース等々応接に暇もないといった感じになりましょう」。

画像: 17番ホール(179ヤード、パー3)深いバンカーに囲まれた池越え。池の柔らかなライン、グリーンへの立体感が特徴

17番ホール(179ヤード、パー3)深いバンカーに囲まれた池越え。池の柔らかなライン、グリーンへの立体感が特徴

井上の設計は、ハンディキャップ20以下のプレーヤーを対象にしている。「ハンディ14~15以下のローハンディにならないと、たとえラウンドしてもコースを覚えていないものだし、ホールの戦略的意図も読み取れない」と常々語っている。

伊勢CCは、地形の変化、池水の配置が高度な課題を与え、プロレベルには簡単なパーを許さない一方で、アベレージプレーヤーには実力に応じたルートを用意した、井上設計の根幹が埋め込まれている。

将来を見据えてティーイングエリアの後方に余地を残すのも井上設計の特徴。1965年の開場当時、6790ヤードだった距離は、7011ヤードまで延長したが、グリーンを含めほぼ原設計がいじられていない希少なコースである。

伊勢カントリークラブ
18H・6825Y・P72
三重県度会郡玉城町世古1362
TEL.0596-58-4141
公式ホームページはこちら

会員権相場 50万円
名義変更・預託 50万円

指宿(いぶすき)ゴルフクラブ(鹿児島)

薩摩富士、開聞岳の2合目に本格的なトーナメントコースを

1959年、いぶすきゴルフクラブ開聞コース計画がスタート。「指宿」を正しく読む人も少ない田舎温泉に日本有数のトーナメントコースを造る計画が練られた。設計は井上誠一を熱望するが、遠方を理由に断られる。「地形だけでも見てほしい」と要請し、現地視察した結果ようやく承諾してもらった。

標高900メートルの開聞岳は、薩摩富士と呼ばれる美しい円錐形の小火山。土質は火山礫で、一見ガレキのような感じだが造成がしやすく、水透性も高いため雨に強い。日光CCの石積みに似た造成手法で、火山礫を積み上げ、その上に客土してコースは造られた。

薩摩半島、九州最南端となる7番パー4。グリーン後方に東シナ海を望み、グリーン手前には「これぞ井上」と言わんばかりのバンカーが巧みに3つ配置されている。1930年、井上が22歳の時、嗜眠性脳炎を患い川奈で療養している際に、視察に訪れたC・H・アリソンと出会う。その後、霞ヶ関CCに入会し造成工事に従事、設計家の道を進むことになる。

大洗でシーサイドコースの名作を残しているが、松林のフラットな地形。いぶすきゴルフクラブは、川奈同様にゆったりとした丘陵地に展開する。バンカー、窪地、マウンドに加え、クリーク、池といったウォーターハザード。原地形を生かしたフェアウェイの起伏は、どこか川奈を彷彿させるものがある。

いぶすきGC開聞コースは平均800平方メートルの大きなグリーンが特徴である。「日本では面積が限定されるから、一般に受けグリーンになる場合が多い。だから極端な傾斜はつけにくい」と感じていた井上だが、1961年の海外の名コース視察で見た激しいアンジュレーションを羨望の眼差しで見てきた。

画像: 開聞コース7番ホール(410ヤード、パー3)グリーン手前100~150ヤードに窪みがあり、ティショットの落としどころが難しい

開聞コース7番ホール(410ヤード、パー3)グリーン手前100~150ヤードに窪みがあり、ティショットの落としどころが難しい

画像: 開聞コース18番ホール(508ヤード パー5)グリーン手前にはアゴの深いバンカーがあるが2オン可能な距離。最終ホールの逆転シーンを狙ったのだろうか、井上はトーナメントコースを目指して設計

開聞コース18番ホール(508ヤード パー5)グリーン手前にはアゴの深いバンカーがあるが2オン可能な距離。最終ホールの逆転シーンを狙ったのだろうか、井上はトーナメントコースを目指して設計

開聞コースは2000年にベントグリーンに改良されたが、ホール毎に異なる起伏は、井上イズムをしっかりと継承する。

1981年から2004年、「カシオワールドオープン」の舞台となりタイガー・ウッズも挑んだ本格的なチャンピオンコース。2013年からはシニアツアー「いわさき白露シニアゴルフトーナメント」が開催されている。2019年には「第87回日本プロゴルフ選手権大会」開催も決定した。

指宿ゴルフクラブ
18H・7151Y・P72
鹿児島県指宿市開聞川尻6660
TEL.0993-32-3141
公式ホームページはこちら

会員権相場 165万円
名義変更・預託 20万円

井上誠一が設計したゴルフ場の会員権のこと、ゴルフダイジェスト会員権サービス部へ気軽にご相談ください

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