ところで、プルゼニュと言えば「ビール好き」だったらピンと来るはず! そう、この街はピルスナービール発祥地で、市内には家族経営の小さな醸造所から大手ビールメーカーの工場まで多くの醸造所が点在する「ビールの街」でもある。
人形劇からビール造りまで、チェコが世界の誇る文化に触れる街歩き
プルゼニュに訪れたら、まず向かいたいのは共和国広場だ。美しく調和の取れた建造物が囲み、カフェやレストランでのんびり過ごすのもお勧め。広場の中心には、チェコで最も高い塔を持つ「聖バルトロムニェイ大聖堂」が堂々とそびえ、301段の階段を上り塔の上まで行くと、プルゼニュの絶景を見ることができる。
広場の一角には、チェコが世界に誇る「人形劇」の博物館がある。チェコは人形劇が盛んな国。かつては、人形劇団が馬車で旅をしながら子どもたちに人形劇を見せたり、一家に一台人形劇の台があったほどで、長い伝統を誇るチェコの人形劇は、2016年にユネスコの無形文化遺産にも登録された。
共和国広場の周辺には、他にも「地下道博物館」「シナゴーク」など見所がたくさんあるが、ビール醸造所見学はもちろん、ビールを飲みながらビールの原料を含んだ温水に浸かる「ビールスパ」の体験などもお勧めだ。
ピルスナービール発祥地にある「ビールスパ」
1842年創業「ピルスナーウルケル」の醸造所で搾りたてビールを堪能!
現在、世界で飲まれているビールの約7割はピルスナービールと言われているが、その発祥はここプルゼニュ。麦やホップの栽培に適しているこの街では、13世紀終わりからビール造りが始まった。
1842年に創業した「ピルスナーウルケル」は、チェコで最も有名なビールブランド。旨味ときめ細かい泡、そして黄金色のビールを、創業当時の製法を忠実に守りながら造り続けている。
プルゼニュにある工場「ピルゼン・プラズドロイ・ビール醸造所」では、見学ツアーを開催。世界中から多くの観光客がひっきりなしに訪れる、プルゼニュ観光のハイライトとも言える場所だ。
ピルスナーウルケル醸造所のオフィシャルサイトはこちら↓
欧州女子ツアーの舞台、ラグジュアリーリゾート「グリーンズゲート ゴルフコース」はラグジュアリーなゴルフリゾート
元々農場と森だった土地に造られた「グリーンズゲート ゴルフコース」は、プルゼニュ市内から車で約20分、プラハからでも約1時間ほどの距離にある、チェコ屈指のチャンピオンコース。
自然の池にある島をアイランドグリーンに仕立てたホール、白樺に囲まれた雄大なフェアウェイなど、印象に残るホールが多く、一度プレーしたゴルファーの多くが「どのホールでどんなプレーをしたのかがすぐに思い出せる」と言うそうだ。
2013~2016年には欧州女子ツアーの舞台にもなり、コースの面白さ、美しさはお墨付き。飛距離、正確性、戦略性ともに必要となり、何度プレーしても飽きない。コース設計はドイツ人のクリストフ・スタドラー。
その素晴らしさは、コースだけではなく、古い納屋をリノベーションしたクラブハウス、洗練された雰囲気のレストラン、スタイリッシュなホテルでは、ゴルフ以外も特別な時間が過ごせるはず。
グリーンズゲートGCのホームページ↓
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