ジャック・二クラス(Jack Nicklaus)
1940年アメリカ・オハイオ州生まれ。1961年プロ入り、62年の全米オープンでアーノルド・パーマーを破り初優勝を遂げたのを皮切りに、以降4半世紀にわたりゴルフ界の頂点に君臨し、史上最多18のメジャータイトルを獲得。プレーヤーとしてだけでなくゴルフコース設計家としても世界的に活躍。

ジャック・ニクラス

北海道クラシックゴルフクラブ 18番ホール(448Y・P4)
二クラスの故郷を彷彿、北海道勇払郡の大自然
二クラスが少年時代を過ごしたのは、インディアンの言葉で「美しい川」の意を持つオハイオ州。オハイオ川が州を横断し、北はカナダとの国境に接した自然豊かな土地だ。
改めて世界地図を見てみると、北海道クラシックゴルフクラブがある北海道勇払郡の緯度は42.6度。二クラスが生まれ育ったオハイオ州コロンバスは39.6度。
同緯で言えば日本の秋田や盛岡あたりだが、年間平均気温の推移など、気候は北海道に極めて近い。

見渡すかぎりの大自然「北海道クラシックゴルフクラブ」。5番ホール(525Y・P5)
ゴルフコース設計家としても世界に名を馳す二クラスが、北海道勇払郡の雄大な自然を前に、故郷に近い情景を感じたのも当然なのかもしれない。
故郷に造ったゴルフ場「ミュアフィールド・ヴィレッジ」との共通点
設計にあたり二クラスは、故郷オハイオの「ミュアフィールド・ヴィレッジをイメージして設計した」と語っているが、ミュアフィールド・ヴィレッジは、二クラスとデズモンド・ミュアヘッドが共同で設計し、1974年にオープンしたオハイオ州ダブリンにあるゴルフコース。
二クラスがホストを務めるPGAツアー「ザ・メモリアルトーナメント」の舞台で「二クラスの庭」とも呼ばれる。過去の優勝者にはタイガー・ウッズや松山英樹が名を連ねる。

ミュアフィールド・ヴィレッジザで行われるザ・メモリアルトーナメント。タイガーは最多の5回優勝
米ゴルフ専門誌 "America's 100 Greatest Courses"で常に上位にランクイン、オハイオの自然を巧みに活かした戦略性の高いコース。ちなみに、ミュアフィールドの名の由来は、1966年、スコットランドの「ミュアフィールド」で、ニクラスが自身初の全英オープンに勝利したことにインスパイアされたもの。
コースに川が流れ、水が絡むホールが多数
ミュアフィールド・ヴィレッジと北海道クラシックGC、両コースとも雄大な自然の中にあり、豊かな水をたたえた池や川が流れ、自然の木立が並ぶ。二クラスが生まれ育ったオハイオの縮図のような風景だ。

ミュアフィールド・ヴィレッジ 12番(PH/Nicklaus design)

北海道クラシックゴルフクラブ 10番ホール(525Y・P5)
深くタフなガードバンカー
世界のゴルフコースを知り尽くした、二クラスならではの戦略性の高さが共通点なのは言うまでもない。当然、グリーン周りの難易度も高い。バンカーの形状も似通っていることが分かるだろう。

ミュアフィールド・ヴィレッジ 15番(PH/Nicklaus design)

北海道クラシックゴルフクラブ 9番ホール(357Y・P4)
プレーヤーの腕前を問わず、誰でも楽しめる
たとえば、ティーイングエリア。各ホールには配置も形も違う複数のティーイングエリアが並び、選ぶティマーカーによってホールはまったく別の顔に変わる。上級者だけでなく、あらゆるプレーヤーが楽しめる設計になっている。

北海道クラシックゴルフクラブ 17番ホール(163Y・P3)
USGA方式で造ったグリーンは抜群のクオリティ
北海道クラシックゴルフクラブは、グリーン造成にUSGA方式を採用。適合基準をクリアした砂利、粗砂、混合土壌のみを配分することで、水はけが良く、シーズンを通して転がりのいいグリーンを維持している。

北海道クラシックゴルフクラブ 14番ホール(385Y・P4)
アフターゴルフの楽しみも、北海道がゴルフ旅行におすすめされる理由
檜とヒバでつくられた野趣溢れるクラブハウス。アフターゴルフでは北海道の美食が楽しめる。

札幌クラシックゴルフクラブのクラブハウス

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