暖かくなってきて、そろそろ爽やかな海風が心地よくなる季節。今回の「にっぽんゴルフ漫遊記」は、西伊豆エリアから春の恵みたっぷりのゴルフ場と、海の恵みたっぷりの食材を紹介。今度の休みに、ぜひ足を伸ばしてはいかがでしょう。

ゴルフ場に春の恵み。最新ベント「777」のグリーンは今が旬

春の恵みをいただく旅、まずおすすめしたいのが、芝の張替え後、最初の春を迎える「沼津国際カントリークラブ」。

芝目が密でボールが素直に転がり、刈り高を抑えられるから高速にも仕上げられる。そんな自慢の「777」ベントグリーンはこれからがベストシーズンだそう。愛鷹山の南斜面に造られたコースは、グリーンだけでなく、景観も設計も一級です。

画像: 「沼津国際CC」箱根コース11番ホール(348Y・P4)2打目が打ち下ろしのパー4。短めだがピンの奥に乗せたら大変

「沼津国際CC」箱根コース11番ホール(348Y・P4)2打目が打ち下ろしのパー4。短めだがピンの奥に乗せたら大変

画像: 沼津国際CCが採用した芝種「777」は、芽数がつまって緑の絨毯のようなしっとりとした仕上がり。高速だが転がりは素直で練習にも最適

沼津国際CCが採用した芝種「777」は、芽数がつまって緑の絨毯のようなしっとりとした仕上がり。高速だが転がりは素直で練習にも最適

「沼津国際カントリークラブ」は、駿河湾を一望できる絶景コース。愛鷹山のなだらかな南斜面に造られており、「富士」「箱根」「天城」というタイプの違う3つのコースを持っている。

画像: 愛鷹山の南斜面に作られたコースは、沼津ICから約5キロと好立地

愛鷹山の南斜面に作られたコースは、沼津ICから約5キロと好立地

画像: 看板メニューの「沼津港海鮮丼」。マグロ、アジ、アマ揚げしらす、桜エビがたっぷり

看板メニューの「沼津港海鮮丼」。マグロ、アジ、アマ揚げしらす、桜エビがたっぷり

沼津国際カントリークラブ
27H・9923Y・P108
静岡県沼津市足高字尾ノ上441-334
TEL.055-923-3222
公式ホームページはこちら

こちらのグリーンは「007」。トーナメントクオリティです

そしてこのエリアで、もうひとつおすすめなのが毎年"スタンレーレディス"が開催される「東名カントリークラブ」。こちらも「沼津国際CC」に負けない最新ベント芝「007」を採用。

トーナメント基準の高速グリーンとして評価が高く、攻めごたえもばっちりです。

画像: 「東名CC」裾野コース9番。微妙なアンジュレーションのグリーンに注意

「東名CC」裾野コース9番。微妙なアンジュレーションのグリーンに注意

画像: 「東名カントリークラブ」はグリーンの芝種に「007」を採用。数年かけたワングリーン化も昨年完了した

「東名カントリークラブ」はグリーンの芝種に「007」を採用。数年かけたワングリーン化も昨年完了した

東名カントリークラブ27H・10352Y・P108
静岡県裾野市桃園300
TEL.055-992-3331
公式ホームページはこちら

西伊豆で春といえば、やっぱり駿河湾の海の幸

画像: トロール漁の本場「戸田」。沼津から車で1時間ほどにある山あいの小さな漁港。タカアシガニが有名

トロール漁の本場「戸田」。沼津から車で1時間ほどにある山あいの小さな漁港。タカアシガニが有名

釣り人やカヌー乗りの間で、ひそかに人気の聖地が「戸田(へだ)」。トロール船の漁港として知られるこの地は、国内屈指の漁場である駿河湾の深海エリアが目と鼻の先ということもあって、タカアシガニはじめ、多種多様な魚介を楽しめる隠れた美食エリアだ。

画像: 駿河湾名物「高足ガニ」。深海に生息する世界最大の甲殻類。トロール船による底引き網漁で漁獲される

駿河湾名物「高足ガニ」。深海に生息する世界最大の甲殻類。トロール船による底引き網漁で漁獲される

だが、カニだけだと思うのは早計。戸田漁港では6種類ものエビが水揚げされ、大抵が近隣の食堂で食べられる。中でも絶対に外したくないのが「テナガ」と呼ばれる"アカザエビ"の刺身。

汽水域で獲れる、いわゆる手長エビとは似て非なるねっとりした甘みは感動もの。

画像: 浜値でも2000円を超えるというテナガエビ。水深2~300メートルの海底に生息し、国産品きわめて貴重

浜値でも2000円を超えるというテナガエビ。水深2~300メートルの海底に生息し、国産品きわめて貴重

タカアシガニ、テナガ、甘えび、赤エビ、 甲殻類好き感涙のエビカニ天国。今度のお休みは西伊豆に足をのばしてみてはいかがでしょう。

【西伊豆でおすすめのお食事処】

お食事処かにや
タカアシガニを食すならココがおすすめ。刺身も旨いが、たっぷり入った味噌の甘みが深まる「蒸し」もいい。たまには贅沢に身を浸してみては。

沼津市戸田354-4
TEL.0558-94-2235

画像: 「お食事処かにや」を代表する「高足ガニの刺身」と「テナガエビの刺身」

「お食事処かにや」を代表する「高足ガニの刺身」と「テナガエビの刺身」

画像: 多くの店がイケスで魚介を管理。調理法を注文時に決められるのが戸田流だ。刺身に、蒸し、天ぷらにもしてくれる

多くの店がイケスで魚介を管理。調理法を注文時に決められるのが戸田流だ。刺身に、蒸し、天ぷらにもしてくれる

画像1: 西伊豆で春といえば、やっぱり駿河湾の海の幸

の一食堂
地元の常連さんたちが目当てにするのが、甘じょっぱさがクセになる「赤エビの塩焼き」。味噌と塩の相性が最高です。

沼津市戸田410-16
TEL.0558-94-3225

画像2: 西伊豆で春といえば、やっぱり駿河湾の海の幸

魚重食堂
戸田で流行中の深海魚丼はこちらで。日頃なじみのない深海魚だが天丼はプリプリとあっさりした身で激うま! 4種類の深海魚が入っているそう。

沼津市戸田303-5
TEL.0558-94-2381

画像3: 西伊豆で春といえば、やっぱり駿河湾の海の幸

さかなや魚清
伊豆と言えば伊勢海老。旨いものがあふれるこの街で、最後に紹介するのが店内に巨大いけすが鎮座する魚清。身の甘さを安さに驚愕の伊勢海老は、刺身と味噌汁で召し上がれ。

沼津市戸田580
TEL.0558-94-2114

画像4: 西伊豆で春といえば、やっぱり駿河湾の海の幸

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