砂地とバンカー、その隙間にフェアウェイとグリーンがある
「BRGダナン ゴルフクラブ」は、ベトナムアマチュア選手権の決勝を開催するなど、ダナンはもとよりベトナムを代表するトーナメントコースのひとつ。
近年、オーストラリアやアジアのコース設計で活躍しているグレッグ・ノーマンがデザインした「デューンズコース」と「オーシャンコース」は、海岸沿いに広がる砂丘に造られたというだけあって、フェアウェイの前後左右やホール間の随所に大小の砂地があり、それらが各ホールのハザードの役目も成すという仕掛けです。
ティーイングエリアは、ブラック・ブルー・ホワイト・レッドと4つあり、フルバック相当のブラックで全長7190ヤードのパー72。地形自体のアップダウンは少ないのですが、スコットランドの本場リンクスを彷彿させる起伏がコースの美的造形と戦略性を高めています。
そういった特徴がデューンズコースでは1番ティから全開します。ティに立つと左右には砂地のウェイストエリアがこんもりと小丘を造り、その間がフェアウェイ。狭くはありませんがフェアウェイは蛇行しながらグリーンへ伸びていきます。

デューンズコース1番(407Y・P4) 左右には自然のままの砂地が丘を造り、その間を進んでいく

右の砂地(ウェストエリア)内にあるバンカーに打ち込むと、次打はこんな状況に。絶対に避けるべきハザードだ

デューンズコース3番(459Y・P4)
ティフトン芝のグリーンは、芝密度が高く芝目はほぼ皆無。かつて(昭和時代)の南方系芝特有のガサガサで芝目がきついグリーンとはまったく違います。常時10フィートという高速グリーンは、最新のベント芝のパットとまったく遜色なく、滑らかにスーッと球足が伸びていきます。日本の高麗芝グリーンのほうがはるかにやっかいかもしれません。
アンジュレーションは複雑ですが、転がりがいいので傾斜を読み切れるかどうかがパッティングのカギになりそうです。

デューンズコース7番(372Y・P4)のグリーン。バンカーに囲まれた砲台状グリーンというデザイン

デューンズコース8番(175Y・P3)

オーシャンコース10番(630Y・P5)

オーシャンコース11番(183Y・P3)

オーシャンコース18番(479Y・P4)
バックナインに相当する「オーシャンコース(10~18番)」も砂丘に造られた9ホール。名物は16番のパー3。ティからグリーンを見ると、その先には海が広がるという風光明媚なホールで、BRGダナンのシンボルです。海の先にはダイビングスポットで有名なチャム島も見えます。海風が吹き上げてくるので、風の読みが難しいホールでもあります。

オーシャンコース16番(148Y・P3)海に向かって打つ絶景ホール。海の向こうにはチャム島

16番と17番の間には戦時中のトーチカ「ピルボックス」が遺り、記念碑が建てられています
J・二クラスのリバーサイドコースは、バンカーに加えて池と川がホールに絡む
海側ではなく「CO CO河」沿いの砂地に広がる「リバーサイドコース」は、ジャック・ニクラス デザインの設計。フラットな敷地に展開していますが、池と川をホールに活かしてハザードを造り、そこにバンカーが絡みます、ワンショットごとにターゲットが絞られるホールレイアウトは名設計家 ニクラスならでは。とてもタフなコース(9ホール)です。
また、ナイター設備が整っているのもリバーサイドコースの特徴のひとつ。

リバーサイドコース1番(391Y・P4)ニクラス設計のコースは池とバンカーが絡むレイアウト

リバーサイドコース1番のバンカー群

リバーサイドコース2番(540Y・P5)

リバーサイドコース5番(173Y・P3)

リバーサイドコース7番(180Y・P3)

リバーサイドコースにはナイター設備がある
現在(2019年6月時点)さらに9ホールを造成中で、2019年度中には開場予定とのこと。完成したら、J・ニクラスとG・ノーマンというゴルフ界のレジェンドによる2つのコースが並ぶ、誠に贅沢な36ホールになるはずです。

BRGダナンゴルフクラブのクラブハウス。天井にはダナンの隣町ホイアンの工芸品「ランタン」

クラブハウス外観

設計家G・ノーマンの写真が飾られる。ニクラスコースが完成したらJ・ニクラスの額も加わる

練習グリーンとアプローチ練習場。ドライビングレンジは300Y
BRGダナンゴルフクラブ
開場/2010年
デューンズ&オーシャンコース/18H・7190Y・P72
設計/G・ノーマン
リバーサイドコース/9H・3250Y・P36(+9H 2019年開場予定)
設計/J・ニクラス デザイン社
ターフコンディション
グリーン/ティフトン
フェアウェイ/コーライ
ラフ/コーライ
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