カリフォルニア州最南の都市サンディエゴは別名「America's Finest City」と言われ、温暖な気候と晴天率が高いことから、ラグジュアリーなホテルが建ち並ぶ人気のリゾート。海沿いから内陸まで、美しい自然に囲まれたゴルフコースは60以上あり、ゴルフ三昧の旅が楽しめるエリアです。ロサンゼルスから約160キロ、車で2時間半ほどでアクセスも至便。LAでメジャーリーグ観戦し名コースでゴルフ三昧、そんな旅はいかが?

メキシコ国境まで25キロの最南端

サンディエゴは、人口約140万人、カリフォルニア州ではロサンゼルス市に次ぐ第2の都市。メキシコ国境まで約25キロで、スペイン時代の面影を色濃く残した港町です。

サンディエゴの人気は、何といっても温暖で過ごしやすい気候にあります。年間を通じてカラッとした天気が多く、雨の心配はほとんどありません。

治安はよく、人口50万人以上の都市の中で、全米で6番目に犯罪率の低い都市です。とはいえ、夜の公園、夜間の一人歩きは避けたほうがベター。ゴルフをしない日は、ダウンタウンの散策、目抜き通りのガスランプ・クォーター、ヨットハーバーのあるシーポートビレッジ辺りを歩くと、サンディエゴの風を体で感じられます。

大都市なのに、治安が良くて自然が豊か

サンディエゴは、海あり山あり砂漠ありと、豊かな自然が魅力です。その自然を活かした様々なレジャーを楽しむのがサンディエゴの過ごし方のひとつ。

ヨットセーリングに水上スキー、スキューバダイビングにサーフィン、そしてカリフォルニアの空を真っ赤に染める夕日を堪能するクルージングと、楽しみ方は無限です。

もちろん、安定した気候で美しい自然に恵まれるサンディエゴは、ゴルフにも最適。雄大で美しいコース、メジャートーナメントの舞台にもなった名コースなど、60以上のコースが点在しています。近年は、旅行者だけでなく、短期・長期でゴルフ留学する人も増え、まさに、サンディエゴはゴルフ天国、注目のゴルフリゾートと言えます。

ゴルフのメッカで極上ゴルフ!

南北に110キロもの海岸線が続き、内陸部に入れば山脈や砂漠が広がるサンディエゴ。自然保護区内にある「ザ・グランド・デルマール」「パークハイアット」をはじめ、雄大な景観を取り込んだ高級リゾートが市内や近郊に点在しています。

ゴルフコースも数々のトーナメントが開催されてきたラ・コスタなど傑作揃い。「アメリカのどこよりもゴルフを楽しめる場所」、そんなキャッチフレーズにも思わず納得です。

USオープン開催地「トーリーパインズゴルフコース」

世界でも指折りの市営パブリック。ラ・ホーヤの海を見下ろす絶景の36ホール。毎年1月のPGAツアー「ファーマーズインシュアランスOP」でも広く知られています。サウスコースとノースコースに分かれ、ノースコースは比較的距離が短くやさしい設計。

それに比べサウスコースは、距離は長くフェアウェイの幅は細くくびれ、バンカーにガードされたグリーンは小さく高速。2008年と2021年の全米オープンの舞台にもなり、景観も難易度もトップクラスを誇ります。

A・パーマー設計「パークハイアット アビアラゴルフクラブ」

アーノルド・パーマーが設計したゴルフ場の中でも最高傑作といわれる、18ホールのリゾートコースです。

各ホールには池が配置されて水辺には多くの花が咲き誇ります。コースを囲む森には130種類もの野鳥が生息します。しかし、そんな美しさに見とれていると、痛い目に遭うことも!

トム・ファジオが手掛けた「ザ グランド ゴルフクラブ」

五つ星ホテル、ザ・グランド・デル・マールのプライベートゴルフコースで、サンディエゴでは唯一、名匠トム・ファジオが設計したゴルフ場として有名です。

南カリフォルニアならではの雄大な景色を思う存分楽しみながらプレーしたい、優雅な宿泊施設のリゾートにゆっくり泊まって、優雅にプレーを楽しみたい、そんなゴルファーには特にお勧めです。

PGAツアー競技を数多く開催「ラコスタ ゴルフクラブ」

数々のトーナメントで、J・ニクラスとG・プレーヤーが戦い、ミケルソンとタイガーが競ったトーナメントコース。各ホールに池が配置され、グリーンはガードバンカーがしっかり守っています。オーソドックスなレイアウトなので、一見フラットでやさしそうに見えますが、ピンだけを狙うゴルフでは、必ず落とし穴にハマります。近年、コースは再設計改修され、戦略度合はさらに高まっています。

全米トップ100コース「マデラス ゴルフクラブ」

1999年開場と歴史は浅いですが、全米パブリックコースのトップ100に選出されています。ジョニー・ミラーとロバート・M・グレイブスの共同設計は戦略性が高く、コースコンディションも良好。サンディエゴでもトップクラスと評判のコースです。

1960年代から男女ツアーを開催「ランチョ ベルナルド イン」

ゴルフコースとスパを備えた総合リゾート。サンディエゴオープンやホンダクラシックなどを開催し、その都度、時代に即した改修が行われてきました。4945ヤードから6631ヤードまで4つのティーを備え、幅広いレベルで楽しめるコースです。

日本からサンディエゴまでのアクセスは、成田空港からJALの直行便が週4便(2024年3月現在)、それ以外はロサンゼルス経由で陸路で約2時間半、または米国内を乗り継ぎ空路でアクセス可能。
ゴルフプレーは、4月~10月がベストシーズンなので、まさにこれから最高の季節を迎えます。
今話題のメジャーリーグ観戦も楽しみながら、世界に誇る名コースを巡る旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

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