こんにちは! ゴルフツアーセンターのスタッフFです。最近は海外ゴルフのお問い合わせをたくさんいただくようになり、以前のように皆さまに安全で快適なゴルフ旅をご案内できることを、スタッフ一同とてもうれしく思っています。
さて、前回に続き今回もマレーシア・クチンをご紹介します。古き良き伝統と洗練された文化、そして大自然に囲まれたクチンは、見どころも豊富。また、ゴルフ好きだけでなく、ネコ好きの方はとくに幸せを感じる街なんです!

夜は華やかさが増す、ウォーターフロントエリア

街の中央をサラワク川がゆったり流れ、その川を中心に街が形成されているクチン。川沿いは、「ウォーターフロントエリア」と呼ばれ、北岸にはクチンの街で最も目立つ金色の屋根が特徴の州議会議事堂、南岸には高級ホテルやレストランなどが点在します。
昼間は比較的静かなエリアですが、夕刻になると屋台が出て、とても賑やか。噴水ショーやサラワク川にかかる歩行専用の羨望橋「ダルル・ハナ橋」がライトアップされ、華やかな雰囲気に変わります。

画像: サラワク川北岸に立つクチンのシンボル・州議会議事堂(写真左)。

サラワク川北岸に立つクチンのシンボル・州議会議事堂(写真左)。

画像: 夜になるとウォーターフロントエリア一帯がライトアップされ、幻想的な雰囲気に。

夜になるとウォーターフロントエリア一帯がライトアップされ、幻想的な雰囲気に。

画像1: <マレーシア・クチン> サラワク王国時代と近代が融合した、ネコ愛溢れる美しい街

昼間は人が少なく静かですが、夜は屋台も出てかなり賑やかでした!

ネコ好きにはたまらない!?

クチンは、「ネコの街」としても知られています。確かに、街中は、ネコがいっぱい! 路地でのんびり寛いでいるネコ、お店の「看板ネコ」、街のランドマークは巨大なネコの像。そして、ネコに関するものを5万点も集めた「ネコ博物館」もあります。
そもそもクチンとは、マレー語で「ネコ」を意味する言葉。それが、街の名の由来になったともいわれ、街中にネコ愛が溢れています。ネコ好きの方は、ぜひ一度訪れてみては!?

画像: クチン市内で最も有名なネコの石像があるフォトスポット。川の南岸、ホテルが集まる場所に立つ。

クチン市内で最も有名なネコの石像があるフォトスポット。川の南岸、ホテルが集まる場所に立つ。

画像: 世界中のネコに関する資料が集められているネコ博物館。

世界中のネコに関する資料が集められているネコ博物館。

画像: ネコが描かれているウォールアートも!

ネコが描かれているウォールアートも!

古い街並みと新しい文化が交差する街

クチンは、19世紀中ごろから約1世紀にわたり、イギリス出身の白人王(ホワイト・ラジャ)が統治し、現在も当時の建物が多く残されています。一方で、近代的な建物や、ウォールアートで彩られたエリアもあり、古い街並みと新しい文化が楽しめるところも魅力の一つです。
クチンの歴史に思いを馳せながら、ぶらぶら街歩きを楽しむのもおすすめ。小さな街なので効率よく散策することができますし、洗練されたオシャレなカフェやショップもたくさんあります!

画像: サラワク川の南岸は、多民族国家のマレーシアらしい様々な文化が共存するエリア。

サラワク川の南岸は、多民族国家のマレーシアらしい様々な文化が共存するエリア。

画像: クチン市内にはウォールアートも点在。

クチン市内にはウォールアートも点在。

画像: ウォールアートの横にあるQRコートを読み取ると、アートの解説が読める。(QRコードがないものもあり)

ウォールアートの横にあるQRコートを読み取ると、アートの解説が読める。(QRコードがないものもあり)

画像2: <マレーシア・クチン> サラワク王国時代と近代が融合した、ネコ愛溢れる美しい街

治安は比較的いいので、一人でも街歩きが楽しめます! さてここで、滞在中に見つけたクチンで今大人気のグルメをご紹介しましょう!

②ケク・ラピス
サラワク州を代表するスイーツ「ケク・ラピス」。カラフルで美しいレイア―が特徴で、味や食感はバウムクーヘンのよう。

画像3: <マレーシア・クチン> サラワク王国時代と近代が融合した、ネコ愛溢れる美しい街
画像4: <マレーシア・クチン> サラワク王国時代と近代が融合した、ネコ愛溢れる美しい街

①人気店「Madam Tang's」のサラワクラクサ
日本でも最近人気の「ラクサ」。ココナッツミルクにスパイスが効いたスープは、クセになる美味しさ! 

画像5: <マレーシア・クチン> サラワク王国時代と近代が融合した、ネコ愛溢れる美しい街
画像6: <マレーシア・クチン> サラワク王国時代と近代が融合した、ネコ愛溢れる美しい街

サラワクの文化と歴史を楽しみながら学べる

ボルネオ文化博物館
市内の観光で、ぜひ訪れてほしいのが、2022年3月にオープンしたばかりの「ボルネオ文化博物館」です。国内最大の5階建ての博物館には、サラワク州の文化や歴史について、旧石器時代からサラワク王国、日本統治時代を経て現代までがテーマ別に展示され、見ごたえたっぷり。また、ボルネオ島の自然や環境問題についてもわかりやすく紹介されています。

画像: 観光客に人気で混んでいるときがあるが、ゆったり造られているのでストレスなく見学できる。

観光客に人気で混んでいるときがあるが、ゆったり造られているのでストレスなく見学できる。

画像: 先住民族の歴史や文化などが展示されている。

先住民族の歴史や文化などが展示されている。

サラワク文化村
サラワクを代表する7つの先住民族の文化や生活を見ることができる「サラワク文化村」も人気です。それぞれの民族で異なった造りの住居や伝統工芸品などが展示され、時間によっては民族舞踊のショーを見ることもできます。ダマイゴルフ&カントリークラブの近くの施設なので、プレー後に立ち寄ってみるものおすすめ!

画像: 見学できる住居は、実際の住まいとして使われている。

見学できる住居は、実際の住まいとして使われている。

画像: 華やかな民族舞踊ショーも見学できる。

華やかな民族舞踊ショーも見学できる。

画像8: <マレーシア・クチン> サラワク王国時代と近代が融合した、ネコ愛溢れる美しい街

レストランで味わえるサラワク州の郷土料理は、とっても美味しく大満足!

野生動物保護センターでエコツーリズム

ボルネオ島は世界で3番目に大きい島で、熱帯雨林のジャングルでは多種多様な動植物のいのちが育まれています。代表的な動物は、マレー語で「森(ウータン)の人(オラン)」を意味するボルネオ・オランウータンやマレーグマ、ジャコウネコなどですが、ボルネオ・オランウータンは絶滅危惧種に指定されており、保護活動も積極的に行われています。

クチン市内から車で約40分の位置にある「マタン・ワイルドライフ・センター」では、親とはぐれたり、怪我をしたオランウータンの保護し、野生に戻す活動が行われています。いわば、オランウータンの「リハビリセンター」。森の中に作られた施設では、オランウータンが生活する様子を見ることができるだけでなく、スタッフとともに保護活動を体験できるプログラムも用意されており、エコツーリズムの取り組みも行われています。

画像: クチンには2つの保護施設があり、一つは「セメンゴ・ワイルドライフ・センター」、もう一つがここ「マタン・ワイルドライフ・センター」。

クチンには2つの保護施設があり、一つは「セメンゴ・ワイルドライフ・センター」、もう一つがここ「マタン・ワイルドライフ・センター」。

画像: 絶滅危惧種に指定されているボルネオ・オランウータン。

絶滅危惧種に指定されているボルネオ・オランウータン。

画像: 森の中と同じ環境で保護されているオランウータンを間近で見ることができる(タイミングによっては見られない場合もある)。

森の中と同じ環境で保護されているオランウータンを間近で見ることができる(タイミングによっては見られない場合もある)。

画像10: <マレーシア・クチン> サラワク王国時代と近代が融合した、ネコ愛溢れる美しい街

マタン・ワイルドライフ・センターは、野生に近い環境の保護施設で飼育されているため、オランウータンを見られる確率が高い!

ローカルグルメが楽しめる、ナイトマーケットへ

最後にご紹介するのは、市内から少し離れた小さな街・シニアワンで、金~日曜日に開催されるナイトマーケットです。2010年から始まったこの夜市は、赤い提灯に彩られ、ノスタルジックな雰囲気で地元では大人気。実はまだ観光客は少なく穴場スポット。シーフードもチキンも、野菜もフルーツも、どれも安くて美味しくて大満足! 旅の最後に、みんなで賑やかに楽しみたいときにお勧めしたい場所です。

画像: 飲食店が多い小さなマーケット。様々なローカルフードが味わえる。

飲食店が多い小さなマーケット。様々なローカルフードが味わえる。

画像: 夕暮れ時から人が集まり、夜になるととても賑やか!

夕暮れ時から人が集まり、夜になるととても賑やか!

2回にわたってお届けしたクチン視察旅行レポート、いかがでしたでしょうか? 小さな街ですが、それだけに時間もゆったり流れ、地元の方もフレンドリー。時々出会うネコたちにも癒され、穏やかな時間が過ごせます。いつもと違う東南アジアの旅を楽しみたい、そんな方にぜひお勧めした街です。

写真提供:マレーシア政府観光局

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