世界的にも評価が高い、パリ郊外の美しき怪物
パリの中心部から南西に約30キロ、ヴェルサイユ宮殿のある街からは車で約20分ほどの雄大な丘陵地に広がる「ル・ゴルフナショナル」。1990年に国営のゴルフ場として誕生し、開場翌年から毎年「フレンチオープン」を開催されているフランス屈指の名コースです。2018年にはゴルフの祭典「ライダーカップ」の舞台となったことで、世界で広く知られるようになりました。
「アルバトロス」と「エーグル」の2つの18ホール、9ホールの「ロワズレ」の3つのコースで構成されていますが、オリンピックの舞台となるのは、最も戦略的で美しく、エキサイティングなプレーが期待できる「アルバトロスコース」。一見平坦に見えますが、小高い丘やフェアウェイの起伏が複雑で、スコットランドのリンクスを彷彿させますが、池やバンカーの配置が巧妙でアメリカのPGA開催コースようなチャレンジングなレイアウトとも言えます。
フランスのゴルフの始まりは1856年、全土に約600コース
1856年にフランス南西部にヨーロッパ大陸最古のゴルフ場「ポー・ゴルフクラブ」が開場して以来、パリを中心にしたイル・ド・フランス、南仏のコート・ダジュール、雄大な海岸線を持つノルマンディー、ワイナリー巡りも楽しめるアキテーヌなどに、シーサイドコースやリンクス、山岳コースなど、様々なタイプのゴルフ場が造られました。
フランスは、美しい海や山、風光明媚な田園風景など、それぞれの土地で異なった風景や文化を持ち、日本の約1.8倍の国土に、39の世界遺産、8000の美術館が点在する、世界屈指の観光大国です。そして、ゴルフコースは全土に約600コースあり、それぞれの地形や風土を活かした美しいゴルフコースや、著名な設計家がデザインしたコースが数多くあり、世界的にも高く評価されています。
ラグジュアリーなホテルが併設されたリゾートコース、古き良きフランスの雰囲気を感じさせるコースなど、バラエティに富んだゴルフ場が多いのも、フランスゴルフの魅力。オリンピックの熱戦の舞台と、フランスの美しいコースへ、ぜひ訪れてはいかが?
photo: Takanori Miki
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